どことなく気だるいのはこの気温差か、、
はたして晩秋でいるもか、冬になるのか、何なのかわからなくなる。気温高低差に対応するに、まずは体力勝負でいて勝負飯を食いたい衝動に駆られる。中年太りを嫌い、習慣になるだろう嗜好な食品は避けている昨今、時にはギトギトの脂こい、胃もたれするような脂身に、にんにくを盛り食らいつきたくなる、これは本能か、冬眠前のドングリ貪り食うクマたちか、野生の血が騒ぐ。
久しぶり?のリサイクルショップ廻りをする。秋の日差しでの、クロスバイク巡りは実に気持ちが良い、がやや寝不足気味。それを跳ね返すのが物欲への期待とこずかいの余裕。
、、と一件目で「網走刑務所」の表札を100円で見つける。「網走刑務所」といったら高倉健しか思い浮かばない。あの「幸せの黄色いハンカチ」勇さんこと島勇作も「網走刑務所」帰りに花田鉄也のファミリアに乗り込んだのだ。「網走刑務所製品」とある、実際に行ったことなくわからないが、受刑者の方が造ったものなのだろうか、、、。こうした刑務所の工房で造られたものは質が良いようで、かつて上野公園でのそうした店で枕を購入したことがあり、3~4年愛着もって使用していた。家具の抽選なんかも、即SOLD OUTと聞く、、、。
他にデッドストックの70年代のロシニュ―ルのスキー用?ニットキャップなんかも発掘。これは前回見つけたあの80sダウンに合わせよう、色も同系色。二ットキャップのボンボン、やや長いボンボンが当時っぽい。そうして腹が減り、初めて和食レストラン(味の民芸)に入る。小生初の和風レストラン、どうしてもミドルが入るイメージ強く、バーミヤンやリンガーハットで済まそうと考えていたのだが、いずれも知っている店舗が閉店続き、、空腹に耐えかねて入店したのでいた。が、、意外にも落ち着く店内、店員さんも作務衣風なスタイルが~かつて旅行で訪れた安曇野の蕎麦屋を彷彿されて、、そば茶もまたうれしく、、俺という人間は、こんな身近にあったのにとひとり呟く。天丼とうどんの定番セット、スッカリ「味の民芸」の虜になってしまったのだ、、。
、とリサイクル二軒目!こ、これは!とFILSONのマッキノ-キャップを見つけてしまう。赤X黒の通称(バッファローチェック)と言われる格子柄なのだが~、2年前にネット購入するもサイズが合わず(USサイズのLサイズは日本規格ではMと見たほうが良いようだ)、卵型の頭蓋骨なアタシ、被れないことは無いが長時間かぶると、コメかみ充血しているのがわかるほどドクンドクンときつく「ああ、これはかぶれないな」と以後死蔵。耳当て付きの、ボア付きのレトロな、70sの自然回帰的デザインに惚れ惚れしての購入だが通常かぶるに難しい。
と、今回見つけたタイプはボアがなく、浅い耳当てが付いたタイプでいて、しかもサイズはXL!!被れば余裕でいて、30分考えるに、、、やや値は張るが思いきって購入する運びに。ボア付き・耳当て付きの物に比べてシルエットも四角のボックス型でいて、20代半ばに購入したフィルソン・ダブルマッキノ-クルーザーと同じ柄、ようやく合わせて楽しめるか!?手にしたはいいが、こずかい残はどんと減る(笑)ま、いいじゃない、独りよがりだけど。念願かなった久々な「漁り」、気がつけば東京は真っ暗。


















