2025年6月29日日曜日

mtaセメント施術

 暑い日が続いている、、自分は職場と自宅との「振り子」のような生活を繰り返しているが、、6月は祝日が無く、、5月の祝日が多いそれでいて、なんとなく働きすぎなような気がする、、気がするで、、ある。

先日は(前の話でも書いたかもしれない)左奥歯の詰め物が、フロスにひっかかりゴッソリと抜け落ちて陥没状態になる。

2,3日口腔内ジャリジャリしていたのだが~それは詰め物が、、削ぎ落ちた残骸とでもいおうか、、18歳以来歯医者通いをしていない自分にとっては珍事であり~自身満々にて幼少期から通う歯医者へ行けば、しっかりとした虫歯であった。

まてよ、、実は三年前に、もう1997年から歯医者に行ってないことに気が付き~歯科検診的な思考でもって行ったのだが~「虫歯はないです」との診断結果でタカをくくっていた結果なのだ。

これは加齢に伴う結果、とでもいおうか、、「比較的新しい虫歯で、、1年以内に発生したものだね」と言われ、、ブラッシングには自信があり、尚の事フロスまでしていた身の上、大いにショックを受ける。

先生の話だと今までならば、神経に達しているならば、神経を抜いて対処するようだが、、歯の神経を抜くと、痛覚を伴わないので虫歯になりやすい、それに栄養の供給も妨げられることがあり、、歯が割れたり劣化がひどいと

将来的には部分入れ歯、(ブリッジ式)なんかになると、、それだけでも管理や義歯作製で多くの金額がかかる、、、。けれども今では神経(歯根や既存の神経)を残しつつ「mtaセメント」なるものでポッカリ空いた歯の中央部を埋める治療があると説明を受ける。

ただ、保険適用外なんで金額はそこそこするが、、、。仕事柄、義歯に携わることが多く(笑)管理面でも、将来的にその作製や調整面でも費用がかかることは身に染みて解っており(笑)その施術を施行してもらう運びとなる(もう25年も歯の治療費がかかっていなかったのだから)

結構深部まで虫歯に侵された、我が健全だった?奥歯

虫歯は神経まで達し~「歯のメス」なる工具で掘り下げられると、表情は歪むほど。

2回目はその「mtaセメント」を埋めるにあたり、神経が活きているか(要は出血しているならば生きていて、それがないならば壊死している)麻酔をかけて掘り進む、、自分の場合には何とか生きていた様だ!

約1時間口を開けっ放しにすると~口角は乾いてカッサカサになるもので、、。施術終了。25年ぶりの麻酔は、麻痺のある人の感覚とは、、口角垂れ下がる感覚はこんなものかな、、改めて体感せしめたり。この感覚を忘れず、、今後業務に携わりたい。

帰り道、、25年ぶりのエリアを廻る。



比較的高台な目白エリアは、、よく見れば戦前からの「○○倶楽部」とか当時のエリート層の建造物・遺構が多いことに気が付く。杉並は荻窪のその雰囲気に近い。

このアールデコ調の建造物も、10代の頃は何となく素通りしていたが~40も半ばになると知りえた情報・知識からか「ああ、そんな歴史がある建物なんだな」なんて脚を止めたりするものである、、、。

20代前半に、、有限会社で働いていた時分に定年まじかな余裕たっぷりな専務が~ライトバンの車窓から見えるハナモモをみて「ええなあ~(阿波弁で)キレやの~~、今年もよう咲いたの~~」と。その感覚に近いことを悟る、、、。10年ひと昔、25年四半世紀のそれでいる。



左口角の麻痺的感覚を引きずりつつ、、真夏の陽気の西東京へと戻るのでいた。

2025年6月22日日曜日

自分塾の恩返し

 先日手に入れたテイジン・メンズショップのウイングチップ、、生ゴムのソールが硬化していて、あの値段だったんだろうと、、職場に履いていったが、以前購入したリーガルのヴァンプとは異なり、一日履いたが割れることはなかった、、、。

中古の靴というのはソール・表面と劣化に左右されるから難しいところである、、、。

と、ムラムラとバックスキン仕様の靴が脳裏を過る事が続き、WALK OVER製のバックスキンシューズを手にする運びに。「WALK OVER」(歩きすぎ?)ってな意味か、勝手な解釈。

前話でも述べたが、これも予備校時代にアメ横の店で9800円ぐらいで買った記憶がある(コンビとは別口で)。当時、調布在の予備校仲間と、付き合ってくれたら飯をおごる、てな体で御徒町に行ったもので、、あの頃は何かとあれば御徒町に言ったもの、正規ルートなのか、そうでないのかよくわからない、普段あまり見かけない品がそろっていたのが、御徒町・アメ横だった気がする。父親の影響から「アメ横には面白いものがある」といった、戦後進駐軍流れなスタンス氷河期世代の時分にも反映されていた?のだ。

あのWALK OVERはVANのみゆき族モデルと勧められて買った、コットンスーツに合わせてよく履いていたが、、実家を出てそんな余裕もなくなり、幾度となく引っ越しを繰り返しているうちに、どこでどう手放したか捨てたか、さえもわからない。(その放蕩時代を、みうらじゅん氏が提唱する自分塾、と自分は位置づけている)VANのコットンスーツ(1998年あたり?)はまだ持っているが、いかんせ19歳の頃のジャストフィット、インチでいったら29あたりで、、10キロの減量に成功したとはいえそれでもキツイ、現在40歳は半ば。

届いたバックスキンを観て、ただただ懐かしい。(自分塾の恩返し)飾りっ気のない、プレーントウに何の特徴がないのが、ブルックスブラザースの「特徴がないのが特徴です」である。これぞトラディッショナル、スタンダード。普遍さが美しい鼠色のWALK OVER。20代半ば以来の再会である。

そんなこんなで、先日は野坂昭如の「アメリカ型録」なる本を購入したが、、そこでも「遊び用の靴・バックスキン・ラバーソール」と紹介されていた。「遊び用の靴」という表現が、じつにメリケン文化であって昭和一桁な野坂昭如の、、「遊び用」という表現と、その延長線にいる戦後80年の自分の感覚とが妙にリンクして、不思議な感覚に襲われるもの。、、今では職場へ履いてゆく靴となっている。



とりあえずコットンパンツ(コッパン)で、蒸し暑い時期に、装いだけでも楽しみましょうかな、、梅雨の晴れ間にて。

2025年6月13日金曜日

バックスキンのウイングチップ

いまいちパッとしない昨今、、、。
んなんで「はっちゃけた男の人生」を観たいならば、、と映画「パットン大戦車軍団」1970年を観る。こんな陰鬱な季節にはもってこいな破天荒ぶり、、ドイツが「砂漠のキツネ」ロンメルならな米国はパットン将軍である!なんて後付けなところでいるが~なかなかに面白いが、、後半30分残して中断しているリアリズム、、家庭の事情で色々あるんですな。(長編3時間の映画である)大好きな映画を観れるだけ、余裕があると思わなくちゃ、、だね。

事務方に移り、、事務員らしからぬ格好に徹しているが、、久々に革靴を購入する。どういう訳か昔からコンビシューズにえらく惹かれる自分、、。
一番最初に買ったのは、上野アメ横の靴屋「M」で買った英国製の9900円のコンビシューズ(1998年当時)、ながらく愛用していたがあまりに履くものだから履きつぶして~いつ処分したかも忘れてしまった。(おそらく2000年代初頭)
、と氷河期世代なもんだ、、すったもんだで~、2010年代に西荻窪の「ご自由にお持ちください」コーナーでもらってきた、やはり白黒コンビシューズ。本革性でいたが日本製のそれ、、これも大事に履いていたが、、やはり靴底が剝がれてきたりして~製法的にも接着剤で貼り付けたような靴底でいた。
、、それからまた履きたいな、また履きたいな、、と思いつつも、、仕事的にもなかなか機会が無くて~流れながれて10年はひと昔とはよく言ったもの。

先日はいい感じのコンビシューズを見つけて購入する運びと相成る。内羽式の革靴は甲高な自分にとっては、やや履きにくいイメージだが、、それなりにスマートで、皮に包まれる感じも悪くない、、。と、そう思えるようになったのは年の功か、痩せか。
1930‘sぽいコンビシューズにブレザー、白いフランネルを合わせるスタイルなんか憧れたものだが、、ヤングを超えて中年になり、こうして~かつて憧れていたスタイルに辿れるようになったのも、、「ああ氷河期氷河期と言われるけど、幸せの量ってものは、、みな決まってるんだな」と合点が行く。

しかしながらREGALの26.5は、そのサイズはやや大きい目な設計でいて、26.5表記ならば27.5相当というのを思い出す。(90sにも確かその指摘があったのを思い出す)、靴屋で買えば試し履きで難なく購入できるものだが、、ネット購入の盲点でいる。確かにややデカい訳で、26.5ならば27.5相当となんてわかりずらい表記なんだ。ま、小さいよりかはいいけど、、うまく調整しつつ履こうと思う。

ややがっくりして、、立ち寄った大手中古販売衣料店「S」の革靴コーナーを観ていると、、!?バックスキンの内ばね式のスウェードシューズを見つける。しかも1700円でいる、、造りもしっかりしているが生ゴムのソール、、古いせいかやや硬化している、そしてメーカーは銀座にかつてあったセレクトショップ「TEIJIN メンズショップ」製。
この店舗、数年前に閉店したそうだが、、歴史は古く、かのアイビーみゆき族のボンボンは、この店に並べられていた石津謙介率いるVANの商品を1964年辺り、買いに行っていたという。90年代の終わりにバイトしていたKFCのアシスタント、退職祝いに靴下を買いに言った記憶がある。通称「テイメン」の靴が1700円とは。

けれど、こうしたやや古い靴は靴底が劣化して割れる傾向強く、、自分も以前、中古のREGALのヴァンプを購入してそんな履かないうちに割れた記憶があるもので、、やや慎重になる。けど1700円だ、、ダメもとで購入。
もうオッサンだし、、スニーカーは卒業して、、年相応の物をまといたいが、、それは見栄っ張りがなせる業か、、家庭の事情か、、中古品で十分である。けど楽しいなあ!!

2025年6月7日土曜日

中年の減量

 今年の五月は雨の日が多かったようだ、、、。

完全に梅雨が前倒しになっている、それでいて感覚は90年代のそれは25年周期、一昔前の10年ひと昔の二条、遠い過去の事なんだが、それベースで捉えてしまうあたりが加齢の何物でもない。40も半ばになると、体のあちこちに可笑しな現象が生じる。

医院にかかれば、嘘のように消失したりとまったくの鼬ごっこでいて、、みうらじゅんが言うように「放置する」というのが一番良いようだ。

そうした体の不調は、気分屋的にまるで女性の不機嫌さ加減のような状況で表出する、、、ま、不機嫌さは女性にも引けを取らない自分ではいるが、、いちいち対応していたならばキリがない、ということである、それが中年の過程である。

、と体重が目標の64Kg台に達して、本日をもって目標達成といたる。

今年2月(75Kg)からの減量、一日二食生活とジョグの成果なんだが、、実に4か月半を要した。

ロバート・デ・ニーロは1.2か月あたりで13㎏の減量に成功したとあるが、、もしそれが本当であるならば、、すさまじき役者魂である。自分は役者でないけど、、役職もないけど、4か月半かかり10Kg減に成功、今日は達成記念にキリンビール「晴れ空」500㎖缶を久々に飲んだのでいた、、、。染みて美味いんだが、、なんとなく抵抗あるのが、、我が単純さか、自分はこうした自身に暗示をかける「強迫観念」に長けているようで、、嬉しいんだか嬉しくないんだか、、自身の成果を自身でもって塩対応、といった具合。

先日の健康診断はそうした見た目面でのデータ(中性脂肪や、メタボ判定)はほぼオールAでいたのだが、、心臓で引っかかる。それ故に、、相互判定がDとは因果なものだが、、これは車でいえばエンジンの構造上の問題であり~よくエンストしやすいと言われる60sのマツダのロータリーエンジン機構のようなものである。(走り出しはロータリーはいいけど、よくエンストする、とそう語っていた当時の走り屋のお爺さんから聴く)。

それでは元も子もないんだけど、、、いかんせそうした機構=遺伝子と解釈すれば、、ニトロの舌下投与や不整脈に苦しんだ親父や祖父の、、構造上、遺伝子上の問題である。確かに胸がバクバクするときがあるが、、それは致し方ないので~心疾患のそれに配慮しつつ、、人生後半を満喫したいと思う。

瘦せた体(本来の姿?)高校時代の様な体型、、。年相応でないけど、顔は老けても服に困ることはないであろう、、ウエストがキツイズボンを履くのが、何よりも昨今のストレスでいたが、、ここまでくればなんでも着れるというもの。

貫禄がある、年相応なんて言葉もあるが、、この体系を維持してゆこうと思う。



2025年6月1日日曜日

変化の兆しなし。

日がやたら長いと思いきや、、6月はそうした夏至的な時期でいる、、、。

先日は久々に仕事で歌舞伎町方面へと向かう、、。

致し方ない行脚でいたが、比較的地元と近い土地、、90年代の末期にはすでに離れてしまっているので、西武新宿線は西武新宿駅辺り、、あのあたりも大分変った印象(無理もない25年も経っているのだから)かつてあった、西武新宿駅・アメリカンブルーバード、のタローズハウスとか、その面影今はもうない。小銭手にすれば、駆け付けたアメリカンブルーバード、「メリケンの青い鳥」、ジーンズショップなんて言葉も皆無に等しい。

そんなこんなで職場へ戻るに、迎えに行けないとの事でタクシーで、と上司から。東京五輪前からひろまったであろう、あのロンドンタクシー的なタクシーに初めてライドオンする。

う~~ん、確かになかは広々、平成時代の行燈を付けたセドリックのタクシーとは大違い、AM放送も流れて居なくて、ラグジュアリーな空間(実にタクシーに乗ったのは15年ぶりでいる)。

かつて祖父が健在の頃に、行きつけの中華飯店で夕食をした帰りに、酔いに任せた祖父が「おい、、遠回りしたろ!?」と詰め寄折り、車内が硬直状態になったことがあった。(まだ覚えているが、どうしたタイミングか、その息子の父世代の楽曲、PPMの楽曲「パフ」が流れていた)「、、ええ、ですから、、こちらでと言われたので、、」と狼狽する運転手さんでいたが、そんな塩辛い祖父の対応を、思い起こしたりして、、、。

この「おい、遠回りしたろ!?」は昭和スタイルのようでいて、かつて旧友のオヤジさんと呑んだ折にも同じことを言っていた、、。今では訴えられる好例でいる。

そんなこんなで、飛び石と言われる、休み勤務休み勤務のそれ、本日は休日にてまったり過ごそうとそう決める。

と、先日裂いてしまったトラウザースの修理、、これは似たような生地の切れ端をストックしていたので、布用ボンドで柄に合わせて継ぎはぎ、とならぬように布用ボンド接着。100円で購入したサマートラウザースだが、膝を割いてしまうと目立ち、致命的だ、、。何とか裏と表から綿棒で接着剤で張り合わせ~目立たぬよう繕う、、40歳は半ば男の昼下がり。

その後、観たくもない映画見るシリーズ・アメリカの1962年映画「荒野のガンマン」を観る。こうした西部映画を観るにあたり、昨今南北戦争を背景に知識がないとわからないことに気が付く。要は南軍は負けて、アウトロー集団に。北軍は法の下、秩序とモラル盾とする流れに

この点だけ押さえておくと、状況下が解るというもの。日本の幕末のそれとは様相が違う。

、、昼前から川沿いを10キロ弱ジョギングする。実に湿度もなく、走りやすい気候でいて、今この時期しかない陽気を体感できたのでいた。無事に帰宅した暁には、、冷蔵庫内に保管していた「チョコミント」アイスを食らう。

ダウナーで車を洗車して、、小雨振り出しおじゃんになる、もこれが人生と、無理くりうなずいて、雨の中、以前手に入れたVANのステッカーを車のリアに貼ったのでいた、、。

そんなことの繰り返し。俺の人生なんて、10数年も変化の兆しがないぜ

Jジャーエールのエールは、応援ではない。

 と、またも見つかった 虫歯治療 をしに、かかりつけの歯科がある目白辺りまで、クロスバイクで向かうのでいた、、。 先日の受診に帰り際に、、レントゲン撮ったらその影が反対側にあるとの事で、、年内に、いまある虫歯を治そうという、という、そういうアプローチ。 いかんせ、ビール代用として...