暑い日が続いている、、自分は職場と自宅との「振り子」のような生活を繰り返しているが、、6月は祝日が無く、、5月の祝日が多いそれでいて、なんとなく働きすぎなような気がする、、気がするで、、ある。
先日は(前の話でも書いたかもしれない)左奥歯の詰め物が、フロスにひっかかりゴッソリと抜け落ちて陥没状態になる。
2,3日口腔内ジャリジャリしていたのだが~それは詰め物が、、削ぎ落ちた残骸とでもいおうか、、18歳以来歯医者通いをしていない自分にとっては珍事であり~自身満々にて幼少期から通う歯医者へ行けば、しっかりとした虫歯であった。
まてよ、、実は三年前に、もう1997年から歯医者に行ってないことに気が付き~歯科検診的な思考でもって行ったのだが~「虫歯はないです」との診断結果でタカをくくっていた結果なのだ。
これは加齢に伴う結果、とでもいおうか、、「比較的新しい虫歯で、、1年以内に発生したものだね」と言われ、、ブラッシングには自信があり、尚の事フロスまでしていた身の上、大いにショックを受ける。
先生の話だと今までならば、神経に達しているならば、神経を抜いて対処するようだが、、歯の神経を抜くと、痛覚を伴わないので虫歯になりやすい、それに栄養の供給も妨げられることがあり、、歯が割れたり劣化がひどいと。
将来的には部分入れ歯、(ブリッジ式)なんかになると、、それだけでも管理や義歯作製で多くの金額がかかる、、、。けれども今では神経(歯根や既存の神経)を残しつつ「mtaセメント」なるものでポッカリ空いた歯の中央部を埋める治療があると説明を受ける。
ただ、保険適用外なんで金額はそこそこするが、、、。仕事柄、義歯に携わることが多く(笑)管理面でも、将来的にその作製や調整面でも費用がかかることは身に染みて解っており(笑)その施術を施行してもらう運びとなる(もう25年も歯の治療費がかかっていなかったのだから)
結構深部まで虫歯に侵された、我が健全だった?奥歯。
虫歯は神経まで達し~「歯のメス」なる工具で掘り下げられると、表情は歪むほど。
2回目はその「mtaセメント」を埋めるにあたり、神経が活きているか(要は出血しているならば生きていて、それがないならば壊死している)麻酔をかけて掘り進む、、自分の場合には何とか生きていた様だ!
約1時間口を開けっ放しにすると~口角は乾いてカッサカサになるもので、、。施術終了。25年ぶりの麻酔は、麻痺のある人の感覚とは、、口角垂れ下がる感覚はこんなものかな、、改めて体感せしめたり。この感覚を忘れず、、今後業務に携わりたい。
帰り道、、25年ぶりのエリアを廻る。
比較的高台な目白エリアは、、よく見れば戦前からの「○○倶楽部」とか当時のエリート層の建造物・遺構が多いことに気が付く。杉並は荻窪のその雰囲気に近い。
このアールデコ調の建造物も、10代の頃は何となく素通りしていたが~40も半ばになると知りえた情報・知識からか「ああ、そんな歴史がある建物なんだな」なんて脚を止めたりするものである、、、。
20代前半に、、有限会社で働いていた時分に定年まじかな余裕たっぷりな専務が~ライトバンの車窓から見えるハナモモをみて「ええなあ~(阿波弁で)キレやの~~、今年もよう咲いたの~~」と。その感覚に近いことを悟る、、、。10年ひと昔、25年四半世紀のそれでいる。
左口角の麻痺的感覚を引きずりつつ、、真夏の陽気の西東京へと戻るのでいた。














