2023年8月31日木曜日

最終日の徘徊

 8月の最終日である、

夏の衰えは何となく寂し。元気だった人が病気になって、寝込み衰えてゆくような感じだけど、容赦なく移ろいゆく。まさに諸行無常、夕方が早くなってることに気がつくのも今時期、飛べなくなったセミが地を這うのは今からではないけれど、そうしたことに敏感になる事あたりが「終わりの季節」の始まりか。

川沿いを走った午後には、杉並区あたりへと赴く。平日の休日は別に予定がないのだが、居心地がよい。吉祥寺を抜けて善福寺あたりがいつもの「徘徊」パターンであり、吉祥寺と西荻窪の間、女子大通りあたりの店舗を廻るのが常でいる。が、コロナの煽りもありここ数年でずいぶんと店を畳んでしまった店舗も多い。アジア雑貨、バラ専門店、古着の着物や、と女子大だけあり~そうした店舗が多いのも土地柄。



中でもいつも行く、リサイクルショップは掘り出し物が実に多い。こうした店舗は「土地柄」が左右する傾向があるが、こじゃれた物が実に廉価で手に入れることが出来る。リサイクルだけに「古着」であり、一度腕を通したものは、どう判断するかは人によりマチマチだが、高校時分より古着で育った自分にとっては何の抵抗もない。時間があれば、必ず立ち寄る店舗である、、。しかし暑い、最小湿度45パーセントと言えども、気温は35度はある。ふと安全地帯と井上陽水が歌っていた「夏の終わりのハーモニー」、脳裏をよぎるも14時台は、まだまだ真夏でいる、8月31日

その足で
西荻モンガ堂へと立ち寄る、先日も行ったのだが、よくよく探せばまた何か面白い書籍があるかもわからない、、との期待でくまなく検索。店主の方、今日はハイファイセットの「冷たい雨」と、はしだのりひことエンドレスの「嫁ぐ日」、高石友也の「受験生ブルース」をPCより流していた。18の頃にはフオークル系歌手はよく聞いたもので、これもポスト団塊ジュニアからか、親が若き頃に聞いていただろうそうした楽曲に詳しくなるもの。これらの楽曲が懐かし、というのは可笑しなものだけど、いま40代になって改めて聞くとまるで20.30年後の自分と対峙しているような気分になる、そうした雰囲気が西荻モンガ堂へ通ってしまうだろう一つの要因なのかもわからない。夕暮れの今川辺りをクロスバイクでこぎ進む。無性にあんぱんがかじりたくなったのは、ジョグと徘徊とで40数年使用のこの身体、疲れたのであろう。これからは寒さへと下る一方である、、。

2023年の夏よ、さらば!

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