夏も終わりの兆しか、、どことなく盛夏を過ぎた感があり。
ことのほか夕方が短い、気が付け満月がコウコウと照っている仕事帰り。トリプル台風と天気予報は騒いでいるが、あれがきたならば決定的であろう。野坂昭如は唄った「春は夏に犯されて 夏は秋に殺される 秋は一人で老いぼれて ああ冬がみんなを埋める」何とも戦後闇市派を称する氏の感性、そのものをうまく現わしているが作詞は携わっていないにしろ、野坂昭如が歌うそれは、同じエレックレコードでいた武田鉄矢が絶賛した「風呂場のオヤジの鼻歌が心地よい」である。晩夏の入り口。
毎朝西荻窪を抜けるが、だいぶ店舗も変わり、以前は時計屋でいた店。閉店してしまい、その70sな雰囲気が大好きでいたが~、そのまま店舗を生かしカフェになっていた。「ツカダ」という屋号でいたが、その看板もうまく活かしてくれていて、いつかそのカフェにも立ち寄ってみようと思う。いつもコーヒーを炒るいい香りがする店には、コーヒー木を育てている。
豆から育てたとあり、オーナーさんはせっせと育てているのであろう。自分も今年の夏にコーヒーの苗を買った。冬に稲城長沼にポタリングに行った折、地元の花屋に売られていたのだが~耐寒性に弱いとあり、また日向を好むと思いっきり南方気質の説明に敬遠。しかしながら、何となく気になっていたもの、探しているときには物というのは手に入らないもので、、結局実物、店舗販売の物に出会うまで半年を要してしまったのだ。この時期に思いっきり日向にでも置いて、ある程度大きくしたならば真冬を一緒に過ごしたいと思う「波平精神」の到来である。
、そんな中休みに、久しぶりに中野区は新井薬師へと向かう。新井薬師の商店街、現在のところ閑散としているが、ミリタリーショップがあり、近くに立ち寄った際には立ち寄ることも多い。以前はベレー帽もあり無知な小生に、店員さんは非常に親身になって色々と教えてくれたのだ。今回は先日購入したカーキの米軍シャツ、それに付けるであろうパッチの指南と、映画「地獄の黙示録」でハリソン・フオード演じる「ルーカス大尉」のミリタリージャケットについて色々と伺う。今回も親切に色々と教えていただき、階級章や付属部隊章など、凝れば凝るほど沼である「ミリタリーの世界」の奥の深さを知る。
中田商店、確かに2店舗あったが、うちの1店舗は現在閉店しているようで、閉店してしまった店舗にはかなりマニアックなものがあるよう、そこで指南してもらうのも~との話でいたが「どこまで教えてくれるかですよね、、」と。求めるものはあらかじめ自身で勉強をして行くのが礼儀としる。特にベトナム戦争期の米軍ジャケット「ファティーグ」は人気も高く、値段も高騰しているよう。(あの胸のポケット・斜めについたタイプ)入門編として、その辺りから勉強して、得意の古書屋で軍物資料なんかを漁ってみたいと思う昨今でいる。とりあえず、所属部隊章1枚購入し店を後にしたのでいた、、、。
その帰りには中野リサイクルセンターに立ち寄り、、掘り出し物を探っていると、、!70sな「jun」のコーディロイのジャケットを発掘。ノーベント、アウトパッチ、と当時のコンチネンタル色プンプンするモデルでいる。50年も経って、果たしてどういう経路でここに持ち込まれるのか、、?中野区という土地柄か、サイズもLサイズであり丁度よろしい。
(現在のMサイズ)VANもそうであるが、サイズはワンサイズ小さく見ておいた方がよろしく~いかんせ親世代が若き頃に来ていたアパレルである。「ファティーグ」は手に入らずも、junの「コーディロィ」ならぬ「コール天」ジャケットを手にした、晩夏の休日。




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