こうした時には朝食はがっつり食らって行くのが、アタシのスタンダードでいる。が長そでTシャツでは寒いぐらいで、13度まで気温が下がった東京、手袋が欲しいぐらいの外気に気持ちやられる。杉並区の某所にて落ち合い、Tさんの愛車にはクロスバイク2台積めるように、固定スタンドまで用意していただく。前輪を外して積載すること、すっかり忘れていた。
工具持参すべきだったが、Tさん工具箱持ってきてくれて頼りッきりであった。さすが昨今、体を鍛えているTさん、カルフォルニアスタイル、とでも言おうか、ジーンズの短パンにパーカーといういで立ち。自分はTシャツの下にヒートテックまで着込んでいるというのに、、、。
一路、今回の目的地である「藤沢」方面へと向かう。まだ薄暗いが、環八は大いに混んでおり~あの高速入り口当たりの交差点は、なかなかの渋滞でいる。下の道で一路、厚木方面へと車は進む。港北区に至る、、そういえば昔左官屋でバイトしていた頃には、事務所がここ江田というところにあったな、、、と20数年前の記憶。左官屋2代目の人がエメラルドグリーンのインパラに乗っていて、不動で所有していたことを思い出す。「、、若気の至りで買ったんだけど」と話していた、顔の小さな男前の2代目さんだった、、、。
と、日ものぼり周辺白けてくると、なんとなく箱根駅伝で映りそうな景色。、と藤沢市を流れる「引地川」という河川をTさんが説明してくれた。藤沢市は中継地としてしか立ち寄ったことがない、あの江ノ電に乗り換えるのは藤沢駅でいたか、、。
Tさん車を駐車し、自転車を組み立てる~、といっても前輪を組むだけなんだが、クロスバイクの基本的な組み立ても知らない自分が恥ずかしい。店任せとはこのことである。以前レンタルスキーのアルバイトした際に、働いていたスノボー好きなボーダーは、すべて自身で調整、いつもボードコンディションの余念がなかった。「ああいうのを、好きこそものの上手なれ」っていうんだよ、と周囲は話していたが~形ばかりでまったく恥ずかしい。基本的に機械的な物には自分は、あまり関心を示さないんだな~とつくづくに思う。
用意を整えて~Tさん先導のもと一路、湘南・大平洋へ!時間は通学時間、地元中高生の通学用意自転車に混じり、一路「引地川」沿いを海へと向かう。
ようやく体温が上がってきたか、日が昇り潮の香り。ドン付きまで至れば、国道下のトンネル、これは海岸だ!、と開けた大平洋デ~~ンだ。
山形の湯野浜海岸以来の海、あれから数か月で気候はここまで変わるものか。えらく「凪」でいて、遠くにはまたもデ~~ン、と富士山のお目見え。
感動ひとしおだが、さすが地球を制覇した人間の順応とでもいうか、30分も見続けていると慣れてしまう。沖縄の「青い海」も日常だと、何とも思わなくなるそれと一緒。Tさん先導の元、サザンビーチのある茅ヶ崎方面へ、、。
地元のサーファーが自転車にボードを積む特殊なポール、を自転車に着けてすれ違う。20~30人とはすれ違ったか、シャークヘッドなる人工的な、、あれはなんと説明すればよいか、とかサザンビーチなるイベント会場。
パイプ椅子が何百と並べられていたが、、何があったのだろうか、花火大会か、、。そうして海岸線を漕いでると富士山まで行けるような、そんな気分にもなってくる(笑)、と平塚市に入ると「海」を押しとした光景が、急に閑散となる。ここ平塚市にあるビーチバレーのメッカ、なぜか地元の人がバスケをしていたが15分ほど小休止。短時間睡眠を身に着けた自分は、5分ほど横になって寝た。夏は人だらけなんだろうな~、、そう呟いて戻り道。平塚~茅ケ崎~江の島と刺す日差しの中、クロスバイクは砂を巻き込み進むのでいた。後半は江の島周辺からのスタートとなる。





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