遅い朝食を食らったのちに、クロスバイクで出かける。古本屋、、昨今行けていなくて(閉まっていることが多く、水曜休みが多いのは世の常?)なぜか水曜休みばかりで嫌気がさしていた10月。夜勤明けには、小坂忠のシングル盤を見つけた古書店、新たに中古LPが足されていて見たが、高石友也とか泉谷しげるばかりで残念。井上陽水の「MakeUpShadow」のシングル盤CDが100円でいて、ただただ懐かしい90sの香り。あの唄は魅惑というか大人の旋律だなあ~といつも思う。
、がアスコットタイ蒐集は昨今掘り出しが多く、誰も首元に巻かない男性用スカーフ、のそれはペイズリー基本でいるので、ペイズリー好きにはたまらないコレクションとなるのだが、、やはり明けで菱屋(現在廃業らしい)のアスコットタイ、と無名のアスコットタイ2枚、計300円で購入したのでいた。当時はアイビー少年のマストアイテムだったようだが、昨今では巻いている人ほとんど見ない。ネクタイもそうだが、そうした「巻物」は消えゆく運命にあるようだ。
そんな折り、練馬区あたりを彷徨っていると、見つけたJA(農協)に立ち寄る。陳列された農作関係の販売品を見ていると、、「まいっ鷹」!こ、これは!!農作地にカラス除けに飛ばす、案山子、ならぬ「鷹」のカイトである。以前、何度か練馬区内の農作地に輪を書いて、飛ばされていたことがあり~目を凝らしたことがあるあれだ!欲しい!と、値段が5000円もするではないか!!2000円ならば考えた(これを正月、野原で飛ばしたら鷹狩りみたいで、一目おかれるのでは!?)と。やや高価なのもあり、今回はスルー。なんとも「出会わなければよかった」と肩を無駄に落として、、道行けばさすが練馬区、耕作地も多くふとした軒先で野菜が廉価で売られている。
ナス!山形行脚で覚えたキュウリのからし漬け、からこのナスもまた、あの粉カラシを練って漬け込んだら、いいあんばいになるに違いない、、と財布を見るも、、こういう時に限って小銭がない。
いかんせ無人販売なので釣りがもらえる訳ではなく、、そうフリーマーケットの札しかない状況と同じである。ふらつくときの出会いには、必ず小銭を携えるのが常、と心得よ、、。結局これもスルー、出会いもスルー続きだとただの徘徊である。
酒屋の軒先の10円のこのゲームも懐かしい、、10年ほど前にもなるがW先輩やチャベスと東村山の散歩でよく立ち寄った、、たしかあそこも酒屋でいたが、別にどうってことのない他愛もない10円ゲームなんだが、、その小さな穴に入るか入らぬか、それだけで目を輝かせていたこと(今は何をしても感動しない?)勝手なエゴイズムで目頭なんか濡らしたりする、今の歪曲した自分の姿に、昔に戻ろうとするのか。戻れないぜ、ざまーみろ!そう自身の頬を叩き生きているのだ。
そうして行きつけの西荻モンガ堂へ、、しばらく閉まっていたので心配でいたがやっていてよかった。グルリ店内を舐めるように見渡して、、音楽関係の本なんかみたが、気になるものは無く、けどモンガ堂へこれただけで満足、日課。西に向かい、まぶしい青梅街道の夕日を追って、、休日終了。




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