、今日は黒い休息日、、でなく普通の休息日で何もしないとそう決めていた。
観たくもないテレビ番組を、貧乏ゆすりで時間をやり過ごそう、そう決めていたんだが暮らしにそまる午前中、、洗濯・掃除と、アイロンかけたり靴を磨いたりと、、まるで家政婦だ俺はじっとしておれない、、。
先日録画した映画「ダンケルク」を観ようとおもっていたが、そうだ今日は近所の神社で骨董市がある、チラリと見に行こうと出勤時間とそう変わらずの時間、家を飛び出したのでいた。
骨董市のというものは「夜明け」から始まるものらしい、初めて売りに出す品を「うぶ荷」というらしい、骨董市についてSP盤収集家の本でそう習った記憶がある。その神社の骨董市はそう規模がデカくないが、以前知り合いになった骨董屋の人の、倉庫まで足を運んだことがある。骨董市の人は大抵ワゴン車に荷を通で、それを広げているのだが~「○○さんも来れなくなっちゃってね、、80歳も近くなり免許を返納したんだって」「たまに自転車で出すらしいけど、限界があるからねえ」「うちもいつまで出せるかな」、、そうした骨董品の出店者の会話が耳に入る。骨董の業者も色々いるが、基本いい人が多い、沖縄のゆいまーるに似た感覚がある。
今日は暑いからか2件ほどしか出していなかったが、いつも出している書籍専門の人の、古本を観ていると映画関連の書籍、雑誌が多く出されている。中でもポスターが多くあり、1枚300円とは安い。自分の好きなポール・ニューマンの「暴力脱獄」のポスターなんかないか、スコスコ見ていたんだが、70年代前半当たりの映画ポスターを中心に、雑然と入り混じっている様相。ブルース・リーのポスターが多いが、、あの映画が1974年あたりか。「燃えよドラゴン」の劇中で着ている、スーツがメンズビギ、だとかで某雑誌で菊池武夫との対談のネタになっていたことを思い出す、、、。ブルース・リーは置いといて、、
あれ!スティーブ・マックウィーンじゃない、このジャガーXKSSとのショットはカッコよすぎるぜ!
奇遇にも、昨年、このジャガ―XKSSを蘇らせる番組が衛星放送でやっていて、、50年代後半の車だが、ジャガーの工場の大火で生産ラインのほとんど燃えてしまい、数台のみの現存、それを蘇えらせるというものでいた。劇中、このXKSSを愛車としたマックウィーンを紹介されており、、当時もう一台買い直すほどの思い入れぶりだったようだ。
、他にピンナップされた記事(いずれもルマンを彷彿させる)部屋でのマックウィーンのポスター(えらくニュートラチックなスタイル)も見つける。
これは面白い、、他に何かなかろうかと蚊に刺されながら神社の境内で、ポスター漁り。何やら「ロードショー」なる映画雑誌の付録であるポスターの様だ。
、!これは、チャベスが好きな(自分も好きだが)地獄の黙示録!カーツ大佐が気持ち悪すぎる、この絵を見るたびにドアーズの楽曲「ソウルキッチン」が脳裏をよぎるぜ。
、!これは「グレート・ギャッツビー」じゃない!世界恐慌前の、失われた世代の金字塔。あの狂った消費生活は、加藤和彦のドラマじゃないけど「優雅で艶やかな暮らしは最高の復讐」だったっけな、加藤和彦もフィッツジェラルドを意識していたに違いないのだ。
ほかにも欲しいものがあったが、厳選に厳選を重ねてこの四枚、1200円でいたが、1000円に負けてくれた。早速額装してアタシの書斎にでも飾りましょうか、、、。
なんやかんやで、結局気が付けばサザエさんのエンディング、、。このエンディング見たのは昨日の様だが、もう一週間前なんだなあ。昔より時間の流れが速い、そして後半は台風が抜けた後みたいに、足早に月日が移ろう、、まさに諸行無常、8月の最終日曜日。




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