今月は雨が実に多いと思う、、昨日は翌日は雨だからということで、曇り空の下を走って正解でいた。走り始めるまでは実に嫌でいたが、走り始めてしまえばこちらの味方、日々のフラストレーション蓄積も、走り終えればこの世に生まれてきたばかりかのような赤子の心境、酒もたばこもこれに勝るものでない、、。
予報通りの雨でゲンナリする、こういう時は、何もしないダウナーディに持って来いなのだが、、これも性分か、おざなりになっている、、例えばシャツのボタンが取れてそれを繕う、先日は膝をぶつけた際に綿麻のトラウザースが裂けてしまい、、その修復、と細かな作業に勤しむ雨の午前中でいた。
が、、それも昼前には済んでしまい、、仕事用のシャツのアイロンがけもコンプリート、、先日見かけたTAKEO KIKUCHIの90sのシャツがやたら気になり~車で再度見に行くことにする。
菊池武夫といえばメンズビギのデザイナーだが、、25年周期説にピタリと当てはまる、90sの終わりにはやたら「キレイ目」と言われた人たちがこぞって着ていた。不思議なもので、25年周期説か、リサイクルへ廻ればやたらとTAKEO KIKUCHIを観かける。
自分とそう年が変わらない輩が、期時代遅れ、着れなくなった、そういう理由で放出しているのであろう、、、。90年代中盤(いまから30年前)には、やたらVANやJUNがフリマ―で見かけたが今ではほとんど見ない。、この25年周期は実に面白い。(90年代中期にも、そう親は話していたもの)10年ひと昔、でなく所有者は若き日の、その思い立ちきれなくて、ふた昔+未練が25年周期、受け入れる姿勢、受容が放出なのだ。(下、写真のシャツはフリマで100円で購入した、、なんとも懐かしい、そのころのシャツ!?)
いざ実物を観るも、、綿麻の濃紺のボタンダウンシャツでいたが、、なかなかに襟周りが擦れていて~これで500円は高い。菊池武夫っぽく開襟仕様、オープンカラーなら資料買いでいたが、ボタンダウンでこれか、、今回はスルーする運びに、、。
帰宅後はNHKのBSのランダムに放映されている映画を録画したもの、2作品を観る。
1995年辺りの映画「シャイン」、と比較的最近の映画「プロバンスの休日」。全く興味がない映画を観る、というのは、イラストレーターの「みうらじゅん」もよく言っていたが、それは実に新しい新境地に気付かせてくれるもので、、こういう見方は大事なんだなと最近よく思う。新しいものを知らないと、人は偏屈になるようだ、、。
2作品とも実に面白かった。天才ピアニストの「天才=統合失調症」という、いわば紙一重的な境地の芸術、その右脳。「プロバンスの休日」、団塊世代の理想と現実、、「雲隠れ」してしまう所以。
2作品とも涙流さずにいられないシーンが多く、、気が付けば薄暗く日も暮れたかな、、雨の一日。中でも映画「プロバンスの休日」、かつての放浪仲間と歌うボブ・ディランの「Forever
Young」が心に響くのはなぜだろう、、
自分がもうYoungでないからか。この楽曲は10.20代にはまったく響かなかったけど、、なぜ今はこんなに響くんだろうか。



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