今まで食べようとしなかったベトナムの米の麺「フォー」にハマっている。女性がやたらに押す食材だが、味気なく満たされない感あり、あまり好きでなかった。しかし、ふとしたことからベトナム料理専門店を訪れた際に、ランチで頼んでみた「フォー」が事の他うまく、スッカリはまってしまったのだ。「、、また食いたい」という欲求、ランチ千円越えの駅近専門店へ行くのは、経済的に敬遠。ならばと新座市のアジア食材店で500gもはいった「フォー」の乾麺を入手、スープはなんと味の素が海外仕様で出しているものがあり、百数円という廉価で手に入れることが出来た。あの鶏肉は真似できないから、似通ったものをトッピング。と昨今よく目にする、好みに賛否別れる「パクチー」を。そしてドンブリは会津・喜多方「坂内」のラーメンどんぶりだ(笑)
うんうん、自宅でも十分に楽しめるじゃないか、と。まてよ、この食傾向は「そうめん」を昨今食べるようになった、それとよく似ている。「そうめん」は粉臭いのと、母親がやたらにそうめんばかり湯がいて、食卓に出していたものだからあまり好きでなかった。「パンチがない」、そんなことを口にし20~30代はほとんど食べなかった、がいまなら率先して食べる。なんのことはない、健常だのなんだのでなく、これは食傾向の「老い」なのではなかろうか?あんなに家系、二郎、天一と食べ廻っていたのに、、30代め!
奇遇にも、西荻窪の作業所リサイクルにてホーチミンTシャツを見つけ、購入する。ベトナム土産か何か何だろうが、なんとなく懐かしい。と、思い出すに96.97年あたりに裏原宿ブームの折、友人が「毛沢東のTシャツが欲しい」と言っていた。滅茶苦茶高いTシャツ、と彼はこぼしていたが、向かいからチェ・ゲバラのTシャツを着た兄さんが歩いてきて「うわ~~、あれ欲しい」と取り乱していた。なんのこっちゃ、と当時は気にも留めなかったが、そうした革命家や左翼運動家のデザインTシャツが一時流行っていたようだ。当時、ホーチミンの名前はでなかったが、なんとなく購入してしまったのだ。そんな梅雨時の、さっぱりしたお話を。



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