2023年6月16日金曜日

「新宿の女」藤圭子のシングル

しばらく雨でいたので部屋の観葉植物にキノコが生えていて、笑ってしまう。

観葉植物の土に胞子が混じっていたのか、どこからか飛んできたのかは謎だが、、あまりいい気がしない。おや、こちらの鉢には白いキノコが生えている、、うちはどんだけに高湿度なのか。それとも鉢を置きすぎなのであろうか、、、。

庭に植えた四角豆(うりずん豆)の発育がいまいち。東南アジアでは露地栽培でも育つと聞くが、本土では難しいか。そのために沖縄で改良したのが「うりずん豆」、名前からしてウチナー的な要素大だが、、葉が黄色くなってしまっている。だが、朝見ると可憐な水色の花をつけていた。うんうん、癒される。もう植えて半月は立つが、あまり成長していない。が、花をつけてくれたならば希望が持てる。、、サボテンの花の様なスタンスでないことを祈るのみ。

この時期になると夏風邪じみたものが流行る。風邪ってものはよく原因がわからないものが多い、と聞く。だから「感冒」とひとくくりにする。小学生の自分は、調子悪くなると地元の小児科へ。その先生は診断を「自家中毒」とひとくくりにしていた。「自家中毒ってなんですか」「自分で自分を病気にしてしまうんだよ」、、わかったようなわからないような、広すぎる診断結果である。「病は気から」という事なのか、なるほど、では職場ではやっている風邪は、そんなものなんか。梅雨空で気候も悪く、陰鬱、なんとなく活力を労力に勤しむことが出来ない。そういう事なのか、まるでそうならない自分は損だなと、そう思うことと40数年。

さて、休日。高湿度の晴天は大気不安定をも引きずってくる。干した敷布団が、絶望のビタビタになる事もあり、干して出かけるのはカケでもある。が、前述したようにキノコが生える始末でいて干さずにはいられない、、。

行きつけの古本屋にて、また新たにEPが何枚か継ぎ足されていたので、スコスコと盤を見る。ビートルズ、Tレックス、~と欲しいのか欲しくないのかよくわからないものばかり。あれば嬉しい美川憲一の「柳ケ瀬ブルース」、「おんなの朝」なんかあれば持っていたい。先日、NHKの再放送で「二人のビックショー」、美川憲一を見る機会があり、すっかり初期の音源に魅了されてしまった昨今、仕事柄職場で流すことも多く~こうした昭和歌謡に火が付くことが多い。~と藤圭子だ!


あのダイナミックレンジ、ハスキーボイスで聞く「新宿の女」はたまらなくクラリとクる。宇多田ヒカル世代と言っちゃ世代なんだし、年も近いが「かあちゃん」の方に興味あるかな自分。これも深夜放送でみた藤圭子の特集番組で、すっかりはまってしまった。「新宿」という土地柄と1970年頃、、60年代後半から70年代前半の新宿なんて、自分が逝きたい時代そのものでいて、今まであれやこれやと何度、時代背景を解してきたことか、、。RCAレコードというレーベルもまた素敵。しかも数枚出ていてみな100円とは!お手頃で5枚ほど購入したのでいた。「命預けます」のEPが欲しかったのだが、残念、また次回にでも。

しかしレコードの薄ビニールはみな煤けていて、、手が汚れて嫌だ!無理もない50年以上もEPを保護してくれていたんだから。後日ディスクユニオンでビニールカバーを買いましょう、、。蒸れ蒸れの街を、レコード小脇に帰路につく。



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