梅雨空、「ペイズリー・ラブ」

 6月も最終日、、。梅雨空梅雨前線と真夏日が交互にやってくるからか、どことなく頭が重い。どうやら昨日の炎天下ジョグ、の後遺症もあるような感じ。どことなく回復が遅いのも肉体年式が４０年落ちの証か。

このブログの題字にもあやかっている「インディージョーンズ」が今日公開である。前話でもはなしたが、「最期の聖戦」ですっかり終了、と思い込んでいた1990年あたり。クリスタルスカルではがっくり来たものだが、、元ナチ対応、ハリソン・フオード80歳にして引退作となれば必然として見ないわけにはゆかないもの。「最後の聖戦」では「コロコロコミック」をかじりつく様に読みふけったものだが、この擦れたいけすの魚の如く自分の、そんな心情にビリビリとくることを願う「運命のダイヤル」なのでいる、、、。できれば当時みたく新宿の「サウナ！レインボー！！」な伊勢丹脇にあった映画館で観たい！、、まだあるのならば。

5月に種で植えた朝ガオ、第１発目が見事な大輪の花をつけたのでいた。青紫とでもいうのか、、なかなかに風情があるもので、こうした花に見とれるのも年輪そのものだなあ～と。早朝6時のそれにしばし見とれていた。この後にはうち上げ花火の如く、ボンボン咲くもので大事なのは第１輪目、と真夏の乱れ咲きと、秋の枯れた種袋をつけた弱った朝ガオかな。

　蒸し暑い外気の中、昨日みたいな好天候ではなくもドンより重たい東京の空、自転車をこぎ行き杉並方面へと繰り出す。自分の趣味であるネクタイ蒐集である。前述でもしたが、因果なことにスーツやジャケット、ネクタイ、革靴とまるで関係ない業種でいて、無いものねだり。ただただトラッドが好きなのでいて、こうした物に囲まれて生活したいという気持ちから、独りよがりなトラッド蒐集に熱を出す。

ことのほか、そうした場でもネクタイをつけることが無くなりつつある昨今、ネクタイ放出の「蒐集バブル」と位置付けている自分。「これいい！！」と思ったものを100円～300円ほどで購入（いずれもリサイクルセンター等で）漁っているのである。と、昨今はネクタイのモチーフ、以前はレジメンタル・ストライプ物ばかり選んで集めていたが、ペイズリーへの傾倒が強い。ペイズリーって、不思議な魅力を醸し出す。インド？的なモチーフを英国風に仕立て上げた、インドネシアの「ろうけつ染め」のモチーフをアメリカ的に仕立てたバティックとトラッドの融合～に近い。そしてサイケデリックでも好まれる、ジミヘンドリックスのギターはペイズリーモチーフでいた記憶があるし、、ジョン・レノンのロールスロイス、もそんな感じ。60ｓ好きにはたまらない「狂い咲き」アイテムかなペイズリーモチーフ。

、とキマした！杉並区のリサイクルセンターで幾重にもつるされたネクタイの中から見つけた、このグリーンのネクタイにピ～～ン！素敵じゃないの。ペイズリーでなくも、結晶のような幾何学模様に惚れて購入。土地柄か、時折「え！」と思う衣類が出るんです、さすが杉並区。～とここは布も扱っており、、ソファにかける手ごろなペイズリー柄なんて無いかな～～、とみていると、ピ～～ン！赤がベースのペイズリー柄。昔、個の柄に酷似なネクタイを結んでいたな～～～と数百円で購入したのでいた。

目がチカチカするようなそれに、、また一つ棚に新たなペイズリー柄が仲間入りすると思うと、ウハウハなのだ。「ペイズリーに囲まれた４０代」、夏に突入。