2023年7月14日金曜日

「蚊に刺されたら、痒くても、考えないようにする」から人生を学ぶ

初夏になれば風物詩といえるお誘い、、
小学校時代からのS先輩から昆虫採集のお誘いである。S先輩とは野外教室からの同級・先輩でいて、年上であり高校の先輩でもある。なかなかに予定合わすがむつかしいが、この時期ともなれば何としても一緒に採集・観察したい、時期限定だからである。

しかしこうして40過ぎまで遊べるのは実に稀有なことで、会えば当時のまま、大切にしたい先輩の一人でいる。
今年初となる「クワガタ採集」とあいなる。根っからの「甲虫屋」(クワガタ・カブトなどの甲虫)でいるS先輩、自分は「蝶屋」(チョウ専門)でいるので行動が昼夜と真反対、だが同じ採集でいるので、狙う獲物は違っても共感共有が、楽しめる1つでもあるのだ。「カブト10時クワガタ11時」という、活動のねらい目を見計らい都内某所へと向かう。思えばこの地区で働いていた父は、酔っては飲み仲間と沢山のカブトムシ・クワガタを捕まえては持って帰って来てくれたもの。東京とはいえ、いるところにはワンサカいるものである。ムワリと蒸せる、月のない23時過ぎに到着。ポイントを廻ると、、、カサカサと音がするもので幹に群がる甲虫たち。


ノコギリクワガタ、今年初採集で他に多量のカミキリ(ミドリカミキリ?)が異常発生している。そこらじゅうの幹にびっしりとついているから気色悪いほど。見つけたら素早くとらないと、ボトッと自身落下するもの。


つい写メを撮りたくマゴマゴしていると、採集の際にはもうそこにいない事も。いままではS先輩とは灯下採集ばかりで、自販機や街灯下ばかり見て歩き回っていたが~、やはり「樹液」での採集というのは心地よい。ただ「」が多く、そこら中を蚊に刺されるので虫よけは必須である。虫よけをすっかり忘れて~「キンカン」を持参、これがかゆみに功を奏したのでいた、、、。

あまりせいて捕まえても「飼わなければ」ならなくなる、、互いに「こずかい」の身の上でカブトムシ・クワガタの餌代で消えてゆくのは空しいものもあり、、数匹捕まえてもう満足なのである。「ナラ枯れ病」なる木がおおく見受けられた。立ち枯れでいるが、樹氷がカビた様に薄っすらと、、まるで「風の谷のナウシカ」の腐界に犯された木のようである。
一昨年、S先輩はヒラタクワガタのオスをここで採集した。昨今東京は中野・練馬・杉並辺りでも小歯でありながらもヒラタクワガタが採集、販売されているものがある。あの艶は何とも言えの在来にはない魅惑、、北上して来ているようである。今回は前年ながら採集には至らずも、また艶々なあのボディに期待して、、雑木林を跡にしたのでいた。、、ああかゆい。S先輩曰く「考えないようにするといい」、、なるほど。「考えないようにする」、人生においても大切なフレーズのような気がする。

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