先日は休日、昨今行きつけているリサイクルショップはすべて半額、となっていて立ち寄ったのだ。ここには生活用品はじめ文房具類、いまではほぼ必要とされないものが多く眠っており、時折足を運ぶ。半額とは知らなかった、AV機器コーナーを見ていると、、こ、これは!ソニーのポータブルスピーカー(For DiskMan)とある。箱の劣化が月日を感じさせるもの、、、。
パソコンにつなぐ小さいスピーカーを探していただけに、今日まで何件か廻っていたのだが~この90sなスタイリングはMade IN The 90sなあたしにとってはクラリとリンクするもの。400円とは安すぎる。
が勿論USBではなく端子、アダプター別途というもので、ただただ懐かしい石のように重たいアダプター付属。使えるか否か、であったがガリ音若干するものの、ちゃんと稼働したので安心、以後愛用しようと思う。
、、と、カセットデッキクリーナー、これはただただ懐かしい。当時(90s)はこんなのがあったな~と。液体のクリーナーが欠品ではいるが乾式仕様で使えそうな一品。ラジカセ2台持ちには欠かせないアイテム?であろう。当時はこうしたメンテナンス道具も充実しており~これありきの「音」の質を楽しんだもの、、。
と、このクリーナーに張り付けてある「値札」だが、、「さくらや」!あの新宿さくらやである。2000年代ごろまで?新宿は東口に何店舗かあり、そうした家電好きな父親にくっついてよく買い物に行ったもの。奇しくも父親は1990年頃にSONYのDiskManを購入したのだが(さくらや、で)イヤホンから電子音・異音がするとお客様コーナーで店員にその音を聞かせていた記憶がある。なぜそんなシーンを覚えているかはよくわからないが、、新商品に飛びつく父親の、その期待はずれなことにはシビアな一面が小学生の自分には、怖く映ったのであろう、、、。
、、とMD未使用品が10枚で数百円で出ていて購入する、、いやまてよ、自分はMDデッキは持ってないじゃないか(笑)思えばMDも1995年~2003年頃までの短い時代の寵児であった。あの弁当箱のような、重く鋼鉄製の、初期のMDウオークマンを、これ見よがしに持ち歩いていた同級生Sを思い出す。「何聞いてるの!?」「、、民生、、」「みんせい、と書いて民生?」「ああ」そっけない彼の横顔、世田谷は経堂育ち。いま経堂と聞けば植草仁一しか自分の中で浮かばないが、、実家が美容院であったSの髪型もツーブロックを伸ばしたような「民生」的な頭髪でいて、そうは思っていたが言わないのは素直じゃなかったな。
こうしたものをデスクに並べている自分、やはり自分も役目を終えつつある感あって、とても馴染んでいる(笑)かくの如し、40歳半ばのマイ正倉院。





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