2023年7月22日土曜日

藤圭子の「新宿の女」をポータブルで

 ジッとしていられない故に、休日はくたびれ果てる

今に始まったことではないが、出歩いて方々行くのが好きなのであろう。よく「一日家から出なかった」と友人休日を語るにいうが、自分にとってはそれは「体調不良」をさす。元来、あまり風邪を引かないたち、疲れているな、と思っても一時的でいて寝ればそこそこ回復。頭は悪いがこの回復力は、遺伝子のなせるわざ?

と、梅雨はおそらく明けているのであろう。クロスバイクにまたがり西荻窪辺り。いつもとは違う方角から攻めてみると、また違った景色が見えて実に楽しい。~と女子大辺り、かつては色んな雑貨屋が軒を並べていたが、コロナの影響もあってか昨今かなりの数の店が、閉店してしまった。女子大のお膝元、華やかな商店街でいたが~シャッター街と化した「清里」の感あり。そんな一角、アジア雑貨の店がガレージセールをしていたのだった。手書きの値札、「すべて○○円」と、照明の落とされた店内。こうした閉店セールの店内を覗くのは好きな自分でいて、勇気を振りしぼり床に物がおかれた店内へ。、まず気になったのが「バンブーチャイム」、竹でできたベトナムの風鈴(竹製)である。昨今ベトナムに魅惑を感じていて(カルチャー、食とも)数百円で売られている。これは買いだな、と店内を物色。ほかには陶器、和食器、およそアジアとは関係ない生活雑貨や、古い時計など。店主はデスクでパソコンに向かい、ぺこりと頭を下げられる。床には値のつけられない?判断のしようがないものが雑然と置かれていて、、。

これは!ポータブルLPプレイヤーではないか!かなり煤けた年代物でいるが、ジャンクも多く~店主に声をかけ見せていただく。通電はOK、針も生きているが年月の劣化、ゴムパーツが溶けている箇所あり。実際にLPなく判断に迷うところだが~「千円でどうですか」と。前々からポータブルは欲しかったが、実際に使うのか、というところとわが書斎にはターンテーブルもある。いわば「シングル用」として手軽に遊ぶにはちょうど良いが、、新品でも数千円で手に入れることが出来る。ま、遊び用として購入する運びに、、、。

50年ほどは経っているだろう、ポータブルLPプレーヤー。帰宅後掃除して、藤圭子の「新宿の女」のEPに針を落としてみる。回転数、スピードは悪くなく安定しているが、音が飛ぶ(藤圭子のEPもかなりすりってるので)針アームに10円乗っけてみるとかなり安定。~と土台のゴム劣化も一つ要因?後日ホームセンターで変わるゴムの土台を見てみようかと、、、。


昨今「藤圭子」の番組が民放BSでよく特集組まれているが~、奇しくも没後10年の様だ。あのドスの効いた歌声にはクラリとくるもの。しかも可愛い!昭和44年の「命預けます」を聴いたとき(当時19歳とテロップにでていたが)どことなくある陰のある容姿と、あのハスキーボイスに釘付けとなった。古本屋やLPショップで見つければ、ついつい手が伸びてしまう「藤圭子」の楽曲。当時の担当プロデューサーが話していた最後の一言、「ああいう子は、あれ以来出てきていない」と。すっかり藤圭子の虜になってしまった、40半ばの夏、、、。






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