2023年7月7日金曜日

ブラック・ロスト・ジェネレーション

 夜勤明け、、朝方に食べた餡入りコッペパンの充填まだ少し残りあり。

明けはあまり食べていけないような気がする、というのも食思の「タガ」が外れてしまい、どうしても暴飲暴食傾向に。以前は生パスタに油そば、そして缶ビールといった生活習慣病を思わせるような「明け飯」も、今ではトーストとコーンフレーク、そして紅茶一杯というマダム?の様な朝飯だか昼飯だか、、。

明けの解放に浸りたく、阿佐ヶ谷あたりへとクロスバイクをこぎ行く、も珍しく七夕にしては好天気(夜は曇っているが)、しかもかなりの猛暑日でいて、この時点で30度超えの都内でいる。腕をまくり上げ、素足のトップサイダーが実に心地よい。じりじり来る紫外線、本当は40代にもなったならば「シミ」対策とかなんとか言っているが、90年代を謳歌した者にとって、色黒は「失われた世代」なのである、焼くのが良いのである。そしてシミだらけの中高年まっしぐらなのだ。

青梅から中杉通りに入る。このケヤキ並木は中杉通のシンボルだが、気分は飛んで飛んで北の大地と夏へ妄想、確かに猛暑でいたがそこまで高湿度でない。あまりに心地よい中杉通りなのでいて、スッカリ阿佐ヶ谷の七夕のアーケードを覗くのを忘れてしまう。


以前は何回か商店街のアーケード覗いたものだが、これといって便乗的な催事に、そして閉店した店も多くスルーしがちでいる。うさぎや、の「どら焼き」が食べたい、一瞬そう脳によぎったが、この中杉通りの爽快感が漕ぎ行く足を止める事がなかったのだ、、、。

早稲田通りをまたぎ~練馬区は中村橋方面。このあたりへ来るとぐんと道幅が広くなる。いわば「中杉」の「中」は中村橋のことである。中村橋・練馬と自身が昨今注目しているエリア。この何とも言えない「練馬色」が、自分の中で煮尽くした「杉並色」からの新たな開拓といった具合、どこを見渡しても「何あれは!?」といった具合でいて。


練馬駅の商店街も古い店があり、夜きたら実に楽しい雰囲気であろう。そういう、街には大抵水槽物の小魚なんか扱う、ひなびたペットショップや中古衣料店があるもの。練馬の商店街へ至り、以前ゴムの木を買った植木屋へ寄る。実は真冬に見たコーヒーの木が欲しく、何度か通っているのだが扱っておらず、あるのはハイビスカスの品種改良物ばかりである。昨今、鉢植えをやたらに買ってきては部屋を盛り~居室を「ランドの魅惑のチキルーム化」を押し進めているのだ。ココナツヤシ、ゴムの木、サボテン、とその狭間に自分が介在しているかの如く、精神的には「南国回帰」があるのだと思う。そしてこの陽気であるから、夜勤明けテンション的にもやや「躁状態」に近い。またもコーヒーの木は無く、「それを知ってきているのかもしれない」、そんなつげ義春の言いそうなことを呟いて、練馬の街をグルリ探索したのでいた。



さすが2時間近く、寝不足状態で彷徨っていると口渇と空腹が入り混じり~大手薬局で(いまさらだがコンビニより薬局の方が、飲料・アイスが安い)にてチョコジャンボモナカを購入。おもむろにとった「オロナミンC」が、、あ、あれ!?よく見ると「ビタビネC」とあり商標登録的には全く異なる名称だが、、昆虫でいったら「ベーツ型擬態」みたいで、つい吹き出してしまった。どうりで会計が安かった、、これも「買われる」ための生き残る手段なのかもしれない(笑)すっかり、クルージングに満足して布団に倒れこんだ40歳半ばの夜勤明け。

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