2023年8月11日金曜日

鶴岡郊外の農家民主へ!

体力の残あとわずか、倒れ込む寸前。

軽い仮眠といいつつも浜辺で寝たぐらいでいて、早く横になりたい本望。そして宿、は農家民宿なる民宿に泊まる運びに。この周囲、湯野浜温泉、由良温泉、あつみ温泉と歴史は古くも老舗も多い様、そして海水浴を兼ねていることもあり、全体的に宿泊料が割高(繁忙期もあるが)、とコロナ5類移行になって4年目・初の夏休みとある。限られた予算内での旅行でいる自分には、老舗旅館・浴衣に着換えての安楽、とはいけず~見つけた農家民宿での宿泊とあいなったのでいた。その方が、つげ義春の世界観ではないが、地元のカラーに触れることが出来る(逆にリアリズムの宿)的な雰囲気を得ることが出来るか、、。


当方の宿の食事は、宿主さんと一緒に造り、一緒に食べるというシステムでいる。であるから、宿泊費は周辺の温泉施設に比べ、ものすごく手頃でいる。通された部屋は角部屋でいて、夕刻かなり蒸し暑かった、がやはり田舎であり川沿い、日が暮れると22.3度まで気温は下がり実に快適な夜でいた。入浴は周辺に何か所かある共同浴場、このあたりでは「社交場」を兼ねていると見え、家では風呂に入る人は少なく、温泉である共同浴場へ入りに来るよう。浴槽、蛇口から湯を組み入浴するスタイル、とシャワー設備を備えている浴場もある、が前者は暗黙のルールがあるようで、シャワーに慣れているものにとっては気を遣う浴場でいた。(そのうえ、かなり湯の温度が高い)ので、慣れていないと、とてもじゃないと浸かれない。ことのほか、日に焼けてタダでさえ皮膚がヒリヒリする身の上、薄めた湯をかぶる程度でいた。(ちなみに浴場使用料は200円でいた) そんなこんなで、夕飯。

ビールを勧められたが、直ぐに寝てしまうであろうお断りして、宿主さんと山形の地元料理に舌鼓を打つ。だだちゃ豆の炊き込みご飯を一緒に食べただけで、猛烈な眠気が襲い~部屋に戻って横になってからは、、そのまま朝を迎えたのでいた。


翌朝もうっかり寝過ごしてしまい、配膳のお手伝いを。厚焼きの卵焼きがでたが、甘い甘い卵焼き!関東~東北はだし巻きでなく、関東出身者にとってはこの甘い卵焼きじゃないと朝が始まらない。この「甘み」で脳細胞に栄養補給と行かなくばならないもの。


~と取れたてのキュウリ、みそ汁と、こうした献立を口にすると「ああ、日本人なんだなあ」と感慨にふけるもので、普段はコーンフレークなんぞでいる自分が間違っているかのような気持ちになるもの。30分ほど時間をかけて朝食を、普段はなんて薄っぺらな朝食なんだ。網戸越しに晴れ渡る山形の空を見上げたのだが、、おや、関東では昨今見なくなったオスのコムラサキが枝先でテリトリーを張っている。


川沿いであるし、柳の木もあるのであろう。騎士のようにさっそうとこずえの先で「縄張り」を張っている。昨今昆虫採集は疎遠だが、落ち着いたらまたチョウ採集を始めようか。ホシミスジやカラスアゲハ飛び交う遅めの温泉街にて。


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