個人的に一つの大きな波を超えた、、、。
いかんせ年明けから大いに疲れたもので、何とか一区切り。日中に工具でも見に行こうかと、、S区のリサイクルセンターを覗くが、昨今皆無。これも波がある、ワンサカ籠に盛られて、一個、10円20円と、100円ショップDの100円工具よりも上等な工具がワンサカ出されている事がある。工具は魅惑、その形、いくつものバリエーション、そして年月を経た感、使用感がたまらない。スパナ、六角レンチと収まらないぐらい蒐集したが、、いざ必要時にそれらから「適合」するものを選定するのも楽しいもので、、おかげで工具箱は3箱もあるに至るのである、、。
梅が咲けば、なんとなく春の兆しがするもので、、それは高校が世田谷区はUにあったからであろうか?あそこはまさに町全体が梅園でいて、その林の中を走り抜けた10代の記憶が今になって蘇る。それを「初老化の兆し」と自分は呼ぶ。何度もいうが折り返し地点におるのだ、、、。
そんなこんなで行きつけの古書店S。おや?新たにシングルレコードが追加されている。猟盤日記の戸川昌士氏の本を読んだが、そんな気持ちでシングル盤を一枚一枚みてみる。「ああ戸川氏もこんな気持ちで漁っているんだな~」と。
知識は及ばず、個人的に高校時代に聞いていたようなモノばかりになってしまうが、スコスコとみてゆくと「これ、懐かしいな」「親父がよく聞いていたな」的な音源が出るもので、、、。
実は前回見た時に「キナサドゥの伝説」のEP盤が気になっていた。実は高校時代にはGSグループ「ザ・ジャガース」の音源で聴いていて大好きな曲だった、、なんとも耳につく不思議な音階、それとこのサイケなジャケはクラリとくる。一枚100円とは叩き値もあり、、すべてに目を通す。
高校時代はフォークルカブレでいたので、気になるところは「ベッツィ&クリス」である。「白い花は恋人の色」で有名だが、、20数年前の「あの有名人は今どこに?」的な番組でハワイ在住でいた(2000年代の話)白人女性二人組である。その二人を楽曲提供したのがフォークルの北山修&加藤和彦でいて、当時としては斬新なコンセプトだな~と感じたもの。「白い~」もいいが、個人的には楽曲「花のように」が好きである。♪「花のように終わった~~花のように終わった~~」、女性が花をプレゼントして喜ぶそれなのかな、、と、そう自己解釈したりして。
他に米国の「ユニオンギャップ」なるグループ、、「ウーマン・ウーマン」で有名なコーラスグループでいるが、、じつはこのグループは当時、同じく初老を迎えた親父が40代にアメリカンポップスなる20枚組のCDを90年代初頭に購入して、そのCDを聴いて知る運びとなったグループ。
CSN&Yもそうであるが、60年代後半の懐古主義とでもいうような100年に戻ったようなスタイルには惹かれるもので、、まるで南北戦争時代のスタイルである。メンバーも階級があるというのが面白い。本当は「ウーマン・ウーマン」があればと、スコスコ見ていたが、、このEPも聞いたことあり購入する運びに。いいわ、「ユニオンギャップ」!
と、布施明の「霧の摩周湖」。実は90年代中盤の高校時代に地元中古レコード屋で500円ほどで購入したものだが、、あれから25年経って100円とは、、!?そんなものかしら。ただ単に当時読んでいた雑誌「チェックメイト」誌で布施明の「霧の摩周湖」は「和製モッズ」と紹介されており、購入した運び。いまになってよく見れば、ジャケで来ているのはPコートか、、だが肩バンドがついている、、。エンジのPコートなんてものも聞いたことがないし、肩バンド、、連想するにミリタリーでいる、陸と海では違うであろう。
確かにビートルズもそんな感じのお揃いのスーツを着ていた。、当時の日本はそう解釈したのであろう。そのあたり、VANの中でも「Mr.Van」、、ヨーロピアン志向は気になるところと至るが、、やはり独りよがりなのだ(笑)
とりあえず、それらを抑えて帰宅。溶解的な疲労の付着は解消されたような、、気がする。




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