2024年2月22日木曜日

全てはフィクションのような気がする?休日

冷たい雨だ、、。その気配は寝ていてもわかる。
ようやく休みなのに致し方ない。と、ニュースで見たが日光は中禅寺湖では水がないそうだ、、このところまとまって雨が降っていなかったか、華厳の滝の上の中禅寺湖は排水をしていないようだ(夜間)確か雨がなかったな、今年の冬は。もう一日ぐらい降って潤してもらいたいもの。
職場の先輩に松田優作主演の「探偵物語」全巻を借りている。朝飯を食らいながら、45分~50分ほどのストーリーを観てゆく。本日まで5話まで見た、このドラマが放映されていたのは45年ほど前だから半世紀前の東京、「あ!ここは」と思わせるところも多い。渋谷・表参道・新宿がよくでる。新宿も昔は元気があった、当時我が家は何かとつけて新宿へ行くのが慣わし(80年代~90年代前半)、ワシントン靴店とか伊勢丹に続く歩行者天国、今考えればよくあんな人込みを毎週末になれば通っていたもので、、、。親のステイタスだったんだろう、バブルだったし新し物好きな親父は、いつも西口のヨドバシカメラ・東口のさくらや、と西へ東へと探り行っていたもの、、、。そんな1979年の新宿東口ネオンの映像、工藤ちゃんはくわえタバコで街の雑踏に消えゆき、エンドロール、探偵物語。

、、と古本屋へ向かう。そう西荻モンガ堂、、昨今通えてなく小雨降る中、合羽を着て向かったのでいた。よくオーナーさんはJAZZなんか流しているし、植草甚一やJAZZ批評の本なんかも見かけた記憶。30分ほどかけて隅から隅まで古本を漁る、、。と、見つけたのが「名演!Modern Jazz」(400円)「ジャズエッセイ1 植草甚一著」(550円)である。あんまりかたっ苦しいのは読んでいて続かないので、ディスコグラフィーなんかと共にさらりと読めるのが良い。他に植草甚一の日記、というのがあったがまた今度にしよう。


昨今、つげ義春が出ない。大体読んだのでいて、読んでいないのは貸本時代や初期の作品になるのだが、、やはり「チ―コ」以降の作品が好き、あの暗さ・男の嫉妬や人間臭さ、悶々としているのがつげ義春だ。もう一軒は練馬区のS堂、ここもチョイチョイ覗いているが、、前回はマイルス・デイビスの「絵でわかるマイルス・デイヴィスの生涯)(700円)で購入したが、、。今日は(マイルス・デイヴィスの世界・1975年刊)を(200円)で購入。ヤケのある、キレいな状態ではないが200円で知識得れるならばいう事なし。


、、と、ついつい見つけて衝動買いしたヴィッキーの「恋はみずいろ」である。1967年のフレンチ・ポップ。フレンチポップは切なくて好き、なんていっちょ前の事いうが、、あのフランス語の発音だろうか?やけに耳に残る。その話を国際結婚したSに話したところ「四六時中ラジオでフランス語流れていると耳障り」と言っていたが、、毎日聴いているとそんなところか。「恋はみずいろ」この曲、、どうしたわけか、幼少期より脳裏に焼き付いていて、親が聴いていたのであろう。

このメロディが流れると、幼稚園行く前の、物心がつくかつかないか、ぐらいの時期がぼんやりと蘇るのだ。親父が履いていたコーディロィのパンツ、花柄のカッターシャツ、、ロン毛、メタルフレームの眼鏡(薄っすら茶色)、、昭和の何物でもないのだが、ぼんやり、と蘇るというのがこの「恋はみずいろ」。ぼんやりとは言いながら、親父の格好をよく覚えているじゃない?(笑)解説を読むと「水色」となれば何となく恋、からのメランコリーさを彷彿させるが、そうじゃなくて「澄みきった、抜けるような青空」の「恋」、とある。まさにフレンチ・ブルーか。
筋肉量の減少からか、闘争心が不発気味な昨今。闘争心が無くなるとネガティブになるもので、、雨も助長して困る。雨も止んだのでいつものコースを10日ぶりに走る。帰宅後には体重が1.5Kg落ちていて本当か?すべてがフィクションのような気がする、、そんなつかの間の休日。


0 件のコメント:

コメントを投稿

Jジャーエールのエールは、応援ではない。

 と、またも見つかった 虫歯治療 をしに、かかりつけの歯科がある目白辺りまで、クロスバイクで向かうのでいた、、。 先日の受診に帰り際に、、レントゲン撮ったらその影が反対側にあるとの事で、、年内に、いまある虫歯を治そうという、という、そういうアプローチ。 いかんせ、ビール代用として...