週の前半、の積雪は降雪前・降雪後でトータルで疲弊する。なんとか乗り越えたが出勤・就業・退社と一連の動向にいちいち雪で振り回されるから、予見も予後も、勝手に想定して疲れるという気苦労。
ああ、自分は生ゴムの様な柔軟性が無くなったな、とつくづく思う今年の冬。
先日、ふとしたことでシャープペンシル「Dr.グリップ」を手に入れる。昨今、あまり物を書かなくなったから、忘れ去っていたシャーペンだが、、ふとしたことから区営のリサイクルショップで50円で売られていたそれと再会、購入。
確か、1993年あたり、いやその前からあったのかもしれないが受験控えたW大付属やC大付属に行った秀才たち?がよく持っていた「Dr.グリップ」。あの独特な形状、降ると芯が出る構造、なんて当時革新的でいて~450円ぐらいで売られていた記憶があるが定かではない。当時としては高価、確かボールペン仕様もあったが学生の時分には主流はシャープペンシルこと「シャーペン」。あのやや太目なボディーを親指の上で廻し、サインコサイン、平方根を解く、上下にボディを振り英文を解読し、答えを筆記体で答案用紙に書く、当時の秀才たち(筆記体は今は使わないようだ)、、。
唯々懐かしいエピソードばかり?だが昨今売られている現行の「Drグリップ」と比べてみると、、だいぶ現行はタイトになった印象を受ける、、。というかまだあるんだ!とうれしくなる。自分はゼブラの「ドラフィックス」(製図用シャープペンシル)、三菱のシャープペンシル「BOXY 100」を愛用していたが、、いったいこの筆記用具たちで何を学習していたのか、、?何も学習しておらず、その特異なボディをただただ「愛用」とうたっては、そうした「ふり」をしていただけなのだ。カセットテープのそれと同じ、デザインの違いを楽しみ集めるといった収集癖、の芽生えの何物でもない。
、、それから30年ばかし、、そうした文房具に出会うとついつい買ってしまう。10円、50円、中には「ご自由にお持ちください」と捨てられた文房具たち。PC主流になった今では忘れ去られた、それら文房具たちが米米CLUBの「君といるだけで」とか、ドリカムの「晴れたらいいね」をバックに脳裏によみがえる、ジュニアハイスクール、、、。
振り返り、自分の人生後半戦の、いまはインターミッションなのかもわからない。(先日、黒澤明監督の「七人の侍」、をみたらインターミッションは「休憩」とあった)
中年のたわごと、次のそうした折り返しの波が来るのは、親父ぐらいの歳になった時かもわからない。、、光陰矢の如し。




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