今更だが、89年の映画「コイサンマン2」のニカウさんのように、私はなりたい。

 先日は明けでいたが、比較的に眠れた夜勤でいて、そこまでグロッキーでなくて。

こんな小春日和ならばと疲れてはいたが、、所沢あたりへスーツでも見に行こうと出掛けたのでいた。

あの所沢市のクリーンセンターはいいものがよく出る、J・PRESSのオーセンチックモデルが300円なんて値段で出されているから、、そういう掘り出しをしたならば定期的に掘り出しに行きたくなるものでいる。そんなんで小春日和の中を一路所沢へ、、、。

浮かれる陽気でいるが、花粉症の人にとっては地獄の入口であろう。細かな粒子が飛んでいるであろう関東の陽気は、午前中の左斜めからの光線が心地よいが。

所沢市松郷あたり、ふいに60年代のトライアンフが前を横切ったが、所沢らしい里山の開拓地といった具合。

クリーンセンターで古着を物色。残念なことにスーツはいいものが無かったが、、ネクタイコーナー（１本「50円」）ではいい感じのペイズリーのドットのネクタイを見つけ購入する。わが書斎はペイズリーだらけでいる（笑）やや期待外れであるけれど、、他にジーンズを数本購入して帰路に就く、、しめて300円とは。活動的な当直明けでいたが、、こんな走り巡る当直明けも悪くない、、。「どこでも寝れる」という特技は、結果ここでもっても開花させられるもの、、。

、、昨年は12月に訪れたイトーヨーカドー「姉ヶ崎」店は2月24日に、４４年の歴史に閉店したとあった。45年というのは、建物の既存的にも節目の年のようで、、、奇しくもあの新宿アルタも本日で閉館とある。

新宿アルタは身近でいたが、、高校時代にザ・ノース・フェイスのダウンジャケットが流行った頃、Ｙ先輩にくっついてアルタ内の店舗に入った記憶がある。先輩はホワイトかブラックかでえらく悩んでいて「、、おい、、ケーちゃん、、どっちがいいかな」と聞かれ「黒がいいと思います」と答えた記憶があり。あれは96年の冬でいたが、、お礼にと新宿サブナードで飯をごちそうになった記憶。方々でバイトされてた先輩で、懐具合が実に温かかったＹ。神楽坂のＹ先輩と新宿アルタが妙にリンクして、、昨今そうした過去の記憶に引き戻されることが多いのは、、そんなフリーだった生活力のない、のんべんだらりとした生活をしていた１０代中頃の、そのなれ果てが今こんなんで、、幸せですか、不幸せですか、と各個人に問いかけるの風情がこの４０代という年頃なのであろう。

明けで陽気に誘われて、ジョグをしたのだけれどボロボロ、、実に回復力がない。

しかしながら、アロエの花というのは冬を超えて咲く、、サボテンの仲間なのに実に元気でいて耐寒性もさることながら、乗り切った喜びなのか。

、、80年代後半に流行った、池袋の映画館で見た映画「コイサンマン2」のニカウさんの様に、、年齢不詳、いまだ実力で食べ物を得る、視力4.0、、そういう者に私はなりたい。しかしだこれもまた振り返り。折り返し地点ゆえに許してほしい（笑）