2025年2月23日日曜日

VAN の赤いブレザーを引っ張り出す。

 昼抜き生活を始めて3週間目となる、、、。

なかなかに減量は良好できつかった腹回りのボタン、今は不快なくスンナリと入るもので、もっと早くから始めればよかったと思う次第でいる、、。といっても1日2食なんてしたことが無かったのだが、1週間も続けていると、、そりゃ腹は減るが意外にも休憩で仕事を割かれることが無く、また満腹ゆえに眠気に襲われることもない、、。仕事の作業能率は上がったものの、、しかしながら何となく虚脱感はあり。

空腹の虚脱感、絶望感は地獄に等しい水木しげる氏 は語っていたが、、自分は慣れてしまうとそこまで感じず、逆に夕飯が旨い事!活動性の低い事務作業には、脳へのブドウ糖の供給は必要かもわからないが、、身体はそこまで欲していない事を知る、、。中年ならば尚の事、、。

、と鬱屈した欠食の気分を晴らすにあたり~、久しぶりに19歳の頃に買ったVANの赤いブレザーを引っ張り出す。高校の卒業式に着たかったそれだが、1年遅れの19歳の秋、フラフラしている時にバイトして購入、、。20代に数回着たがなかなか仕事柄着ることが無く、25年間もちゃんと来たことが無い。これを着て行こうかと昨晩考え、段がえり仕様のブレザーなので、取れていた一番上のメタルのボタンを付け替えたりしたのだが、、朝にはやはり着て行かなかった(笑)


実は60s好きな自分にとっては憧れのVAN仕様の赤いブレザーでいて、、高校時代にはGSに傾倒していた時分、奇しくも25年周期のそれでいて90年代中期には、当時の現役世代(親世代)が中年に差し掛かり~振り返りの時期でもいた。(昨今では中年世代の自分たちが学生時代に聞いた楽曲が多く流れているが、、)

そんな民放番組の中で、GSグループ「ヴィレッジシンガース」がメンバーお揃い、赤いブレザーを着て胸のピンホールには花を飾り、薄暗いステージで「バラ色の雲」の演奏するシーンがあった(新宿ACB!?)

どちらかといえばアイビー嗜好なバンドでいたし、女性シンガー島谷ひとみがカバーし歌った楽曲「亜麻色の髪の乙女」なんかも掘り起こし奇遇で、はやった時期。その「ヴィレッジシンガース」の当時のPVは、もろVANの60年代後期におこなったキャンペーン「ケープコッドスピリッツ」そのものでいた(余暇というかリゾートファッションの走り)。

であるから、アイビーを謡うなら押さえておかなくては、とまだ実家住まいの時に購入したVANのブレザーでいるのだ、、、

「赤」というのが何となくGS全盛期のミリタリールックのそれに通じる?のと、そのブレザー起源に携わる「お~!!ブレイズ!?(燃えるような赤)」諸説あるが、アイビーは持っていなくてはならないと、19歳そこそこの自分はそう思ったんだろうな、、(笑)

このブレザーを見ると25年前の自分との会話ができるような気持になる。そして親父が愛読していた、そして水木さんも愛読していたというゲーテの「若きウェイテルの悩み」その紋々が脳裏をよぎる。何度か読めと言われて、当時4,5ページ読んでかなぐり捨ててしまったが、、いま新たに読んだならば新しい発見があるかもわからない。そしてこうして、メタルのボタンを付け直した赤いブレザーがここにある、、、。

さて、職場へと着て行くか、その勇気を持てる年ごろのはず、、、。奇人と捕らわれるか、いままでのマイ系譜に重きを置くか、、今回は敬遠しましたが、、楽しみましょうかな還暦前に来たし、赤いブレザーを。

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