カックイイ、井上順

寒いけど、昔ほど寒くない気がする、、、。

今は亡き祖母が二二六事件の話なんかする時には「昔は2月には東京も積もるほどの雪が降ったもの」と、何度聞いたか、その話ばかりしていたが、、今思えばそんな感じの延長が現代でも続いているのかと思う、、、。

しかしながら事務方に異動してからというもの、なんとなく体が重く気だるい。その諸症状はこの半年余りで顕著に感じてはいたのだが、、それを見越してジョグに根気を入れようと心に誓っていたはずなのに、、、。

脳からの疲ればかり優先にして運動を怠った結果、、なんとなくズボンがきつく、「あ、こういうことか！？」と中年である自分、感覚的に納得した昨今でいた。そう、減量に取り組んでいる、、、。

まず「事務仕事」はそこまでカロリーを必要としない！！確かに脳は使うから、ブドウ糖で動く脳、、ラムネかなんかで補えばいいもので～とサイダーかラムネだな、、、。

とかく昼飯はいらない。思い切って、「一日二食」の生活へとシフトチェンジしてみることに。

最初の1週間、昼飯抜きは今までイレギュラーでしかやったことがなかったが、、慣れてくると「昼休み」の切迫感が無くなる。「早く休憩に入らねば」の損得勘定に近いあれだ、、逆にそれを気にしなければマイペースに仕事の作業効率も上がる。ものすごい空腹にさいなまれるが、、しばらくすれば台風一過の如く体があきらめる瞬間がある、、その後は惰性でいる。

そんなこんなで2週間過ごしたが、すっかりそんな無理強い？な食生活も板につき、体重も減少傾向。これぞ本当の生活改善！？一日三食は推奨で入るようだが、、昼飯はどうしても喫食後眠くなる。江戸初期までは日本人は1日2色、アメリカンネイティブもそうであったようだし、、中年太り見直し含め、しばらく実践してみようと思う、、。

夕食は労働の後にひとしお、、じわ～と舌に広がるその「旨味」。それが修行に近いかな「生きている証」！？独りよがりだぜ、、、ったく。

そんなこんなで、昨今の寝る前のひと時、、井上順「お世話になりました」を聞いて寝る終日でいる。昭和46年の井上順のソロ楽曲だが、、高校時代のＩ君がよく口ずさんでいた、、。井上順はスパイダースの楽曲もそうだが、「いつまでもどこまでも」、あの「語りかけ」の天性の声色だ。ハーフ顔だがハーフでない、うちの母親は「ハーフで子供の時分はよくいじめられたみたいよ」なんて話をしていたが、おそらくそんな時代のキャッチフレーズだったのかもわからない。実際に60年代のＧＳブームの頃には時代背景からして、ハーフのメンバーを多いが、、井上順の魅力、それは人情肌というか妥協できないゆえのやさしさがある。いまでは好々爺、時に葉巻を吸うというのもカックイイ井上順、自分も井上順みたいになりたいもの。

思いっきり醤油顔でいるが、、真冬は更け行く北風南風、春一番どっちらけ。