先日はいい感じのダッフルコートを見つける、、。
迷った末に手に入れたのだが、、40代になって着るダッフルコートもまた悪くない。どうしてもトラッドな学生コートの印象だが、、自分も10代以来の袖を通すこととなる。昔みたいに寸胴型のボテッとした造りでなく、タイトなのが今風か?あのダッフルって隙間風が入り込んで、どことなく寒い印象があったが(胸のトックル部位)今回購入したのは防寒対策もしっかり施されており、ジッパー式になっている。
あと数週間であろうが、この廉価で手に入れたダッフルを着こんで、真冬の最終段階を乗り越えようと思う。(明日より寒波到来だとか)個人的回想だけど、サイコスリラー映画「羊たちの沈黙」で出てきた倉庫番の老人がダッフルコートにスクールマフラー、それにボーラーハットといういで立ちでいて「カックイイ!」と思ったが、、、。まだ老人ではないけれど、枯れ始めた肉体に、そうしたやや派手目なインパクト大な装い、も悪くはない。灰汁強すぎでない程度で、、、。
そんなんで、あまりに小春日和なので誘われて(誰に?)クロスバイクで近所さまようことに、、、。
どことなく春めいているが、まだ二月、、ドカンと痛い目を見るぜ、まだ春の兆しを信用しない。おまけに金欠気味だ、、、。
と、区のリサイクルセンターへ久々に覗きに出掛けたのでいた。事務方になってからステイショナリーに興味あり、、昨今は字を書くことが減ってきたのもあり、そのためか、必要なくあぶれた文房具なんかが売りに出されていることが多い。製図用シャープペンシルを重宝してる自分、ステッドラーや金属でできたシャーペンを探しているが、そう簡単に出ることはなく、それも巡り合わせというものでいる。、とやはりステイショナリーは無くて、、!?
そんなこんなで区立公園を散歩、、オマージュしているかな、つげ義春「散歩の日々」、理由あっての散歩、それは20代から変わらない。歩くと発見できるそれでいて、自転車では早すぎて気が付かないのだ、、。
ふと池に目をやると無数の鯉が泳ぎ回っていて、、しばし眺め、、田中角栄は目白御殿の庭、下駄ばきスーツスタイルで「今太閤」スタイル、餌をやるシーンを思い出したり、長岡は蓬平温泉に行ったときに鯉養殖が盛んな土地だったことを思い出す、、、。
そんな中、流れこむ支流、、決して日が当たらず温かくはない空間に、、鯉でない魚がいる。黒く滑っとして、、柄は地味な斑点がうっすらと連なるボディ。、、
!?あいつはナマズだ!!ひげも長く、そのくびれのない胴体といい、ナマズに違いない。観れば見るほど陽気な表情じゃないか、、。ナマズ、鯰とはいうけれど昔地元には「なまずや」なる、鯰料理を出す店があった。2000年代に閉店したが、甲信越・北関東など海がない土地には淡水魚食は意外に身近なのだ。観れば見るほどひょうきんな顔立ちをしている、、、。
まてよ、、関東に地震が来るのかもわからぬな、、?そんな江戸時代的な感覚で2月の都立公園の池掘りを眺める20分ほど、、、。死んだばあちゃんがドジョウの味噌汁をよく出していたことを思い出したりして、、ナマズ繋がりな休日でいた。





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