2025年2月3日月曜日

真冬の甲州路~復路編~

 そして長坂の夜明け、、昨晩は雪がパラついたのもあり、うっすらと雪化粧朝の7時前。東京よりか若干、日の出が遅いのは周囲山に囲まれているからか、、、。ざくざくと凍った道を、施設内ぐるりと周遊。、、あの96年に初めて宿泊したコテージ、、あの頃はまだ新築でいたが、その趣は変わらず年季だっていて良い。

が、この時期このコテージに泊まっては、温泉に入って戻ってくるまでに凍えてしまう、、あの頃はそんなことも考えなかったか。断片的な記憶がよみがえるなか、あの「三羽ガラス」と呼ばれていた仲間は全国へと散ったわけだが、その心情と朝焼けが妙に釣り合うじゃないか、、、。



何となく施設のそれはバブル色、今ではテロ対策で見なくなった常設「ゴミ箱」、、思えば95年のあの事件から、常設ゴミ箱は消えたな。

と、1時間ばかし周遊したのちに朝食バイキング。メインがないのがいい、よくW月さんは「普段朝飯なんか食わないのに、、こういうところに来るとお代わりとかするんだよなあ~~」その心情がよくわかる、白米2杯食らったのでいた。


そんなんでいて、高根町清里方面へと下る、、のだが冬季閉園しているところが多く、大いに右往左往するのでいた。まきば公園は臨時休業・閉園中とわかっていながらも、高校時代のバイトのそれと、ツーリングでは必ず立ち寄った場所なので、、閉園中とわかっていながら凍った雪道を進むのでいた。天女山から吹き下りる「おろし」で粉吹雪が舞っている、、、。


まるで黒澤明の「夢」に出てくる、「こんな夢を見た」シリーズの雪女が出てきそう(それにしては天候が好天で、、)致し方なく山を下りることにする。

そんなんで、長坂に昼前に戻ってきたのだが、先日から気になっていたインターそばの「西町食道」へ立ち寄る。この手のローカル食堂は実に魅惑的、、、。自分は「もつ定食」を注文。一人で調理と給仕を女性がこなしている、なんともレトロな食堂でいた。



四角い皿に盛られた「もつ」煮は、自分好みの風味で白米は大盛、ぺろりと完食。白菜の漬物もうまかったもので、、数人で合計2200円って、昨日の「小作」のほうとうと同じ値段じゃないの!?やはりローカル食堂の方が、いろんな意味での味があって、心にも優しい。

近くのスーパーで、ほうとうやら地野菜を購入して、東京へととんぼ返り。冬季の観光はやや難あるが、冬キャンプのそれじゃなくとも「冬散策」は大いに楽しめたのでいた。

甲州色に染まりかえるも、翌日からは現実に引き戻り、、。そういう物です、旅行の心情それもやはり諸行無常。現実へと帰らせてもらいます、、、。

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