春めいた日々と寒の戻り、、体調はここのところマメに走り続けているからであろうか、極めて調子が良い。2月からの1日2食もだいぶ軌道に乗り、映画「ライトスタッフ」を観たのもあり、やたら宇宙旅行に憧れも持つ40代半ば、、ああ、やはり俺は感化されやすいなあ、とつくづくとそう思う。
食の習慣、といえども、ふと昼下がりには腹がなりまくる、それを誤魔化すために走ったりしているんだが、、昨今自称シネマディクト、たて続けに映画ばかり見ている。
黒澤映画の「赤ひげ」、先に述べた84年の映画「ライトスタッフ」、74年映画「タワーリングインフェルノ」、、、とNHKのBSプレミアでやっているものを、コンスタンスに興味あるものを観ているんだが、、さほど興味のないものを観る、というのも悪くない。知らないもの(興味のないもの)を観る、、これがシネマディクトの醍醐味でいてそれを楽しむ(空腹の時間つぶしに)
興味のあるものとして、有名な映画「タワーリングインフェルノ」が良かった。スティーブ・マックィーン(途中にQがはいるのがまたカッコい、矢沢のZみたいな)とポール・ニューマンとの掛け合いが良かった。
マックィーンはなんであんなにかっこいいんだろう、その動作や笑わないで行う作所なんか、アドリブっぽくて、フアンが多いのもわかる気がする。あの映画では若干ポール・ニューマンが押され気味でいた(いわば戦場のメリークリスマス、の武と内田裕也、みたいな)比較対象が違うのはごもっともだが、ポール・ニューマン主演の映画「暴力教室」を見てしまうと、なんとなくポールニューマンのその上を行くような、スティーブ・マックィーンの役どころが、何となく恨めしい。年は5歳ほどしか離れていないだろうが「中年」というスタンスがまた競合、とでもいうかいい感じでいていわば「おじさんVSおじさん」感が内容より、色濃く映った映画「タワーリング・インフェルノ」でいた。3時間以上の長編を観れるようになった自分に乾杯!?
と、それと真逆に「観たくない映画を観る」、、ジャック・ニコルソン系譜?な熟年の恋愛系映画「恋愛適齢期」を観る。昨今、自分の中で「ニコルソンかデ・ニーロか」的な一方的な見方があるのだが、映画「恋愛適齢期」に出てくる、ダイアン・キートンは二人とも共演があるだろう役どころでいて、日本でいう団塊世代のそれでいた。あのジャック・ニコルソンの口角の上がった笑みや、眉気の上がり方なんてのは、、困ったときのデニーロの顎を引く仕草や泣きながら笑うような表情、と等しい。
やや狂った役どころの二人が、恋愛もので後年映えるのが不思議なもの。役どころとはいえ「男の魅力」か。ロバート・デ・ニーロ主演の映画「マイ・インターン」もなかなかに面白かった。
「あまり興味のない映画を観る」というのは、みうらじゅんも言っていたが、、こういう事なのかと知った40代半ばの春でいる。



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