荒れた天気でいる、、、。3月に何回雪が降ったであろうか。先日は職場の友人に会うために、久しぶりに下北沢へ行く。
!?駅構内が地下になったのは知っていたが、どうしても高校時分の、90年代後半のイメージが強く、しっくりとこない。あの開かずの踏切、バラックの様な戦後すぐの闇市を彷彿させる、入り乱れた店舗群、そういえば10数年前に尋ねた時にはすでに功を奏しない反対運動的なことをしていたな、、、。
生まれかわった下北沢は、実に肌に合わない感でいたが~駅から離れればその商店街や、カレー屋、カレーパンの店とか、、ミスドもあって断片的記憶が更新されてゆくのでいた。そんな下北沢行脚、、雪が降った後もあり寒いのなんの、、、。六角精児氏に会えないかなあ、と思いながらも~会えずに帰路に就いたのでいた。
そんなこんなで西荻窪の作業所にて、60sのミノルタのフィルムカメラを600円で購入する。シャッター切れるが、ファインダ―覗けばかなり煤けている。自分の父親は昔、写真部でいて写真を撮るのが上手かった、自分らのような氷河期世代は、アナログとデジタルをまたにかけているような世代なので、、半分足が浸かっているのだ。フジカラー、の「写ルンです」とか、コニカだの「とりっきりコニカ」だの、、高校時代はそうした簡易映写機を持ち歩くのが常でいたのだ。今思うと10代のそうした時を写真に納めるって、貴重なひと時だった(自分はこんだけ記録魔だが、そうした風潮に疎かったな当時、が、その上を行くSONYハンディーカム派でいたのだ、、死蔵)。
そうした父親の名残のカメラが実家に数台あったが、、使いこなせずにそこらに転がっていたもの。いかんせ露出だの、絞り、シャッタースピードとかの調整がよくわからない。今のデジカメはすべてやってくれるが、、こんだけでデジカメで写真を撮りつづけた自分、こった一枚を撮ってみたい所、それがフィルムカメラを手にしたきっかけである、、、。
ある程度、そうしたカメラ工学を学んだ昨今、さっ、実施に使おうと思ったところ~フィルムが品薄高騰と聞いて出鼻をくじかれる。
使用期限のある未使用フィルムが現在では1本1500円前後で取引されているという。最終目標としていた二眼レフフィルムに関しては、探してもなかなかヒットしない、、、これは経済的に無理である、、。その理由に、Z世代がより昭和レトロを追求して、フィルムカメラでの撮影を追求、とあった。ま、時期過ぎればまた、手に入りようになるのかとは思うが~2017.18年頃のレコード盤高騰と同じような現象か!?(現在では嘘のように元の値段に戻っているし)逆に安くなりすぎて怖いところだが、、。
4年後にフィルムカメラが普通使いできるよう~その間色々勉強しようと思う昨今でいる。しかしフィルムカメラは時代にそぐわないからなのか、数千円で手に入るから恐ろしや、、。
そんなフィルムカメラ入門の春先。



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