小坂忠の懐に入れるような心境で、新座・所沢・秋津エリアはリスペクトしている自分でいる、、。
昔は何となく寂しげで殺風景な景色、そんな印象でいたが、吹きさらすような風が心地よく感じるのはなぜだろうか。
、、と久しぶりでもないけどW先輩と秋津エリアで落ち合う運びとなる、、。
と、Sさんとはもう1年以上前にW先輩の紹介で知り合い、フォーク対談(といっても退店前の10数分の語らい、吉田拓郎の絡みでいたが、、「暮らし」という楽曲で意気投合し、、再会の運びと相成る。
そんなこんなで夕暮れの秋津へと辿る、時間を持て余し、、以前W月先輩と訪れたBarはなぜか古着屋になっていたし、、この所沢周辺エリアの古着屋化は、、細野晴臣とか小坂忠世代の~入間のアメリカ村的な流れのそれなのかもわからないが、、次世代Z世代の解釈とでもいうのか、あるものがありきたりでつまらなくなりつつある。とある古着屋を覗けば、1977と謳う、穂積和夫氏のイラストを額装していた古着屋があった。個人的にVANの古着を期待したがまるで皆無でいて、、待てよ、現世代(Z世代中心)には70s後半が新鮮なんだ、これも25年周期のそれでいて自分も、、25年前にはそうだった、と気が付く。
おもむろに「この(ライダースが)似合いそうですね」と女性店員に振られたんだが、、「この手は持ってます」なんて。昔、竹下通りにあった「赤富士」みたいな古着屋みたいに「じゃあ、、すすめない!!」的な逆切れ感があってもいいところだが、、今思えばあの「赤富士」はいい手の60sなボタンダウンシャツが大いにそろっていた。
話はそれたが、、世代や年代を追う感覚の「25年周期」は樹木医的感覚で生きている昨今。「この幹はもう死んでます」、、そんな感。
やや早く来てしまい、秋津駅と新秋津駅をさまよっていた。この、閑散さは千葉のその情景とはまた違い、、どちらかというと内陸からの、からっ風感でいる。
新秋津駅前でしばし待っていると、W先輩とSさんが迎えに来てくれて握手を交わす。
二人で自分のために色々プランを練ってくれたみたいで、、一軒目は地元では老舗という「T」というお好み焼き屋へ。前回も行ったことがあるがうまい店である、、。
お二人は常連でいて、忙しい現状を垣間見てはW先輩はビールを持ってくる。こうしたことが出来るのはW先輩であるからである、信頼があるのだ。すでに鉄板に踊る、焼きそばとソースの香ばしい匂い漂う店内でいるが、、雨の前に高湿度がまたその香りを助長させる。
うっすら明けた引き戸からの、高湿度の外気とソースの匂いが絡み合い、、一日二食の生活にさらに「食欲」に拍車がかかるのだ。そしてSさん大好物の「明太もんじゃ」、、彼は手際よくそれをかき混ぜて、鉄板に流し込んだのでいた、、、。昨今ほとんど外食をしない身の上にはたまらない瞬間でいる。






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