ここのところややフラストレーション溜まりがちでいて、、それを解消すべく休みとなれば、炎天下を走るなんてことを繰り返していたのだが、、本当に疲れ果てた(笑)
もうオッサンだしな、ターニングポイントだしな、なんてブツブツいいながら何とかつないでいるけど、軽い初夏バテ状態へと。
と、いっても夜勤前の昼過ぎまでの寝だめ(人は寝だめは出来ないが、、)で、何となく繋ぎ今がある。もはやこのスパンは個人的夏合宿と言いつつも、強迫観念の何物でもなくて、精神のフラットと肉体の疲労による均衡が伴っているようでいない、痛覚はダブルに感じない、のそのものである。
ああ、こうして話していても何を言ってるかが解らない(笑)、研ナオコの「夏をあきらめて」である。
と、歯の治療にと再度、目白方面へとクロスバイクを漕ぎ行くが、、汗グチョグチョでの往復となる。
前回のMTAセメント術は成功との事で、、今後はもろくなった歯本体をどう保護してゆくかが課題である。いままで虫歯なんかなったことがなかったが、「驕り」と「放置」が生んだ結果であろう、、。速度超過の罰金みたいな、人生勇み足の、痛い授業料を払ったような心境で、西東京へと引き返すのでいた。
そんな帰り、前回も覗いたリサイクルショップへ立ち寄る。
冷房も効いてなくて、あのむせ返る古物のカホリは、久しく嗅いでいない90年代以前の古物商のカホリである。
実はネクタイ100円コーナーにかかっていた、NICOLEの蝶ネクタイが気になっていた、柄も40~50年代ぽいイメージで、いい柄!(個人的見解)クロスバイクを漕いできたものだから、汗だくだくで店内を見まわし、その蝶ネクタイだけ購入したのでいた。おそらくだがDCブーム(1970年代後半~1980年代前半)の物であろう。日本はこうしたブームがあるから、おおよそ時期を見定めることが出来るから面白い。11Kmのジョグと、20Kmのクロスバイク行脚でようやく帰宅、、夜は精神が高ぶってか、いやはや紫外線によるほてりが抜けず、断眠を繰り返す、、そんな2025年・夏。
そんなこんなで職場の先輩のJさんが死んだおやじの遺品を整理してたら、、君が好きそうなものが出てきたからいる?と。資生堂「MG5」と、「Mighty Jet」なる携帯用ドライヤーでいて、もろ昭和遺産。
嫌いではないけど、昨今こうした昭和遺産が自分の元に持ち込まれ、自分の書斎は何となく「すえたカホリ」がするものでいる。資生堂「MG5」は1960年代に出た、男性用国産化粧品の走りであるが、このポマードを「いい香り」と受け止めてくれる異性は、いまどれだけいるであろうか?正直、じいちゃんが塗っていた「丹頂チック」のムスク臭とそう変わらない感。
1960年代憧れていた自分は、10代の頃につけていたことがあったが、父親に使用禁止を告げられたことがある(油性でありベタベタと、そのカホリ=オッサン、当時40代中期でいた親父は、気にかけていたのであろう)
当時、より60年代を再現したかった自分でいたが、父親にとっては、丹頂チックを洗髪後直後に塗りたくり、ネットを被り就寝に就く、そんな自身の父親への黒歴史であったのかもしれない。
けど久々にMG5のパッケージを観て、1970年代後半生まれの自分が懐かしいと思うのは、時代錯誤の何物でもない。今では死にゆく国産整髪料でいる。
、、そんなこんなで初夏は往く、、、。


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